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Andrés Alénについて
アンドレス・アレン・ロドリゲス Andrés Alén Rodríguez は1950年10月7日、ハバナに生まれた。父のOsvaldo Alén Herreroはピアニストで、ハバナのバーでピアノを弾いており、アンドレス・アレンは父からピアノを習い始めた。1955年にアレン一家は米国のニューヨークに移住。父はブロードウェイ53丁目で音楽を教えていたとのこと。
1961年アレン一家はキューバに戻った(この年はキューバ革命から2年後で、1961年にアメリカはキューバと断交している)。翌年にはハバナの国立芸術学校(現在の国立芸術大学)に入学、1970年に卒業してからはピアニストとして活動し、作曲も行った。更に1973年からはモスクワのチャイコフスキー音楽院に留学した。
1976年に留学より帰国。その後はピアニストとしてキューバ国内のオーケストラと共演、ソ連やチェコスロバキアへの演奏旅行、国内外での教育活動を行っている。1989年にはトランペット奏者のアルトゥーロ・サンドバルらとグループを結成、また1991年より1995年まで "Grupo Perspectiva" に加わり、ジャズやポピュラー音楽をも含めた編曲者としても活動した。1998年1月にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世がキューバを訪れた時には、ハバナでのミサのための音楽編曲を行った(この時の演奏は "Cantos de la Misa del Papa" というCDで発売された)。
最近では1999年の "Cubadisco" 大賞受賞、2000年にはラテンアメリカのリズムでクリスマス・ソングを編曲したCD "Canciones De Navidad" をリリース、2001年には自作自演のCD "Pianoforte" をリリースしてラテングラミー賞 "Best Pop Instrumental Album" にノミメートされている。ピアニストとしても、2004年にはショパンの「バラードとノクターン」のCDをリリースし、"Cubadisco" 独奏者賞を受賞している。またキューバ国立芸術大学、アレハンドロ・カトゥルラ音楽院、アマデオ・ロルダン音楽院の教授としても教育活動を行った。現在はスペインに在住している。
アンドレス・アレンの作品には、《サクソフォン四重奏曲》、《サクソフォンとピアノのためのソナタ》、《フルートとピアノのためのソナタ》、いくつかの合唱曲などがある。ピアノ曲は下に紹介した作品があり、録音がない曲も多いため全貌が分からないのですが、彼のピアノ曲には対位法から印象主義までのクラシック作曲技法、ジャズやポピュラー音楽のセンス、そして何より母国キューバの民族音楽が入り交じっていて、ジャンルを越えた独特の美しい世界が楽しめます。
Andrés Alénのピアノ曲リストとその解説
1968年頃
- Danzon "Legrand" ダンソン「ルグラン」
アンドレス・アレンの代表作らしく色んなアレンジがされていて、キューバのポピュラーアルバムに入っていることもある曲。アレンは国立芸術学校に在学中に、学生達で「Orquesta Típica de Cubanacán」というポピュラーバンドを結成していて、このバンドのために作曲したらしい。元はポピュラーバンドのための曲だが、後にヴァイオリンや、ピアノ独奏などに編曲された。ダンソンとはコントラダンサやハバネラから発展したやや遅いテンポのリズムである。若きアレンがこの作品を書いた頃、フランスの作曲家・ピアニストのミシェル・ルグランの映画音楽が流行しており、ルグランのようなモダンな響きをキューバ音楽で表現しようとしてダンソン「ルグラン」という曲名になったらしい。シンキージョのリズムにのった曲はゆったりとして南国的で、キューバの古~いホテルあたりから流れてきそうな感じだが、転調が目まぐるしく、ちょっと和声が凝りすぎかな?。構成もA-B-A-C-A-Dという典型的なダンソンの構成から成る。Dはキューバ音楽でしばしば見られる「モントゥーノ montuno」と呼ばれる部分で、モントゥーノではリードボーカルとコーラスが掛け合いのようにアドリブで歌われ続ける。1979-1999
- Seis preludios 6つの前奏曲集
- Preludio Nº 1 (1979)
(Editora Musical de Cuba - EMCの楽譜では第2番、以下も同じ)妻のMaria Dolores Novásに献呈。一応ロ短調。冒頭の音は下からシ-ファ♯-ド♯-レ-ド♯-ミと「11の和音・7度省略形」で、曲全体にこの手の和音が多用され、時々「13の和音」にもなり全音階的に動くのが独特のちょっとクールな?雰囲気を作っている。ゆったりした8小節に引き続き、左手16分音符ー右手付点8分音符の速い部分が始まり、リズムもシンコペーション混じりで凝っている。- Preludio Nº 2 (1981)
(EMCでは第1番)一応ハ長調、A-B-A'形式。シンコペーションの16分音符の速い伴奏にのって、流れるような旋律の和音が奏される。中間部のComodoと記された部分はジャズバンドが演奏するバラード風で、ジャズにも精通したアンドレス・アレンらしい洒落たテンションコードたっぷりだ。- Preludio Nº 3 (1982)
(EMCでも第3番)一応イ短調。右手・左手とも9度の掛け合いの速い曲。中間部の旋律はちょっと悩ましい。- Preludio Nº 4 (1992)
一応ニ長調。前奏曲全6曲中、唯一のゆっくりとした曲で、バラード風の旋律が途切れ途切れに静かに語られる。- Preludio Nº 5 (1999)
ベネズエラの民族舞踊ホローポ風の曲。華やかな響きの曲で、後半で16分音符のホローポのリズムの伴奏にのって右手32分音符が煌めくように奏されるのはかなり技巧的。- Preludio Nº 6 (1999)
キューバ音楽とジャズがフュージョンしたようなのシンコペーションの旋律が途切れることなく続く。1993
- Tema con variaciones (sobre un tema de Pablo Milanés) 主題と変奏(パブロ・ミラネスの主題による)
パブロ・ミラネスと下記に出てくるシルビオ・ロドリゲスは共にキューバの代表的なシンガーソングライターで、ヌエバ・トローバ運動の中心人物である。アンドレス・アレンは彼等のアルバム制作で編曲を担当したこともあり、親しい彼等の歌をテーマに変奏曲を作曲している。この曲はパブロ・ミラネスの歌《君がいないわずかな空間 El breve espacio en que no estás》を主題に変奏が行われる曲で、演奏時間14分。主題はニ長調で、中声部に奏される旋律の上下を3連符の伴奏が優しく包む。第1変奏は主題の冒頭のモチーフの変奏が右手に現れ、それを左手アルペジオが優しく包む。第2変奏はスタッカートの変奏が右手→左手とカノン風に奏される。第3変奏は九の和音や十一の和音が静かに鳴り響く。第4変奏は両手16分音符が絶え間なく続き、練習曲風。第5変奏は両手重音は16分音符で動く。第6変奏は1小節毎に高音部の問いかけ→中音部の返事、のような音が繰り返される。第7変奏は四声のポリフォニーで、右手二声は3連8分音符、左手は8分音符と4分音符から成る。第8変奏はスタッカートの連続がバロック風であり、一方和音進行がジャズ風に聴こえる。第9変奏は右手旋律は主題にほぼ忠実だが、纏わり付く和音は一音毎に転調しているような繊細な響きだ。第10変奏は穏やかな左手アルペジオの伴奏にのって、右手高音に抒情的な旋律が奏される。第11変奏は16分音符スタッカートがユニゾンで奏される。第12変奏は静かに和音が響く。九の和音の連続がクールな響きだ。第13変奏はキューバ音楽「ソン Son」であろう。左手シンコペーションのベースにのって、右手に重唱のような旋律が威勢良く奏され、途中からベースはオクターブになって盛り上がる。最後の第14変奏は16分音符の両手重音で始まり、段々音量を増して、両手オクターブや速い音階などが名人芸的に華やかに鳴り響き終わる。この作品は弦楽オーケストラ用にも編曲された。1996年頃
- Unísono (Versión para piano del IV movimiento del Cuarteto de Saxofones) ユニゾン(サクソフォン四重奏曲の第四楽章のピアノ版)
1988年に作曲されたサクソフォン四重奏曲の第四楽章〈ユニゾン Unísono〉をアレン自身がピアノ独奏に編曲したもの。1分足らずの曲で、原曲も4本のサクソフォンがユニゾンを奏でる技巧的な曲らしいが、このピアノ独奏版も両手によるユニゾンが目が回るような速さで奏される。1999
- Tema con variaciones (sobre un tema de Silvio Rodríguez) 主題と変奏(シルビオ・ロドリゲスの主題による)
この曲はイイ!。キューバの有名なシンガーソングライター、シルビオ・ロドリゲスの歌《人生 La vida》を主題に変奏が行われる曲で、演奏時間約17分。主題もそのままで美しいが、お洒落で、ちょっと切ない素敵な10個の変奏が次々と現れ、聴いていて幸せな気分になれる17分である。変奏の形式はバロックや練習曲風のクラシックから、キューバの古典とも言えるコントラダンサからチャチャチャへ、更にはモダンジャズ風までと、アレンの音楽世界を総動員したような豊かな変奏曲である。以下の解説での各変奏の題名は、第4変奏と第8変奏は楽譜に記されているが、他の変奏の題名はアレン自作自演のCDのライナーノーツによる。主題はニ長調、A-B-A形式の優しい旋律が静かな伴奏にのって奏される。第1変奏は〈前奏曲 Preludio〉。主題と雰囲気はほぼ同じだが、和音が豊潤になり贅沢な響き。第2変奏〈練習曲 Estudio〉は右手に三度重音や三和音の16分音符和音連打による旋律が現れるのが練習曲っぽいが、煩くならないように柔らかな音色で弾くのがピアニストの腕の見せ所だろう。第3変奏〈インベンション Invencion〉は2声~3声のフーガ風。第4変奏は〈コントラダンサーハバネラ Contradanza-habanera〉で、19世紀キューバへのオマージュかな。ハバネラの伴奏にのって軽快な旋律が踊り、中間部では左手リズムがトレシージョになる。第5変奏〈歌 Canción〉は、またしっとりとした六度重音の旋律に美しいアルペジオの伴奏だ。第6変奏はモダンジャズ風でsus4の和音が多用されている。第7変奏〈夜想曲 Nocturno〉はこの作品で唯一短調になる変奏で、Dm→B♭m→Bm→Gm→といったふうの謎めいた和音進行の、思索的な雰囲気。第8変奏はニ長調に戻り、キューバのダンス〈チャチャチャ cha-cha-chá〉の変奏。短い和音の導入部に続く中間部が聴き所で、キューバではチャランガと呼ばれる(フルート、ピアノ、ベース、打楽器などによる)アンサンブルがチャチャチャを演奏するのだが、この変奏では左手でベースとピアノパートが奏され、右手はフルートを模したアドリブ風の装飾的な旋律が自由に高音部を舞う。第9変奏〈トッカータ Toccata〉は同音16分音符スタッカート連打が続き、その上下に掛け合いの旋律が現れる。最後の第10変奏は左手のシンコペーションの華やかな和音にのってオクターブの旋律が高らかに歌われる。最後に冒頭の主題がしみじみと回想されるように弾かれ、静かに終わる。2002
- Homenaje a Scriabin スクリャービンを讃えて
2003
- Revelaciones 暴露
- ¡Qué confusión de tonos! 何て混乱した調だ!
2003年にハバナで催されたセルバンテス国際ピアノコンペティションの課題曲として作曲された。1分半ほどの短い曲。キューバらしいソン・クラーベやシンキージョの陽気なリズムにのって音階を上がったり下がったりの旋律が軽やかに奏される。何といっても特徴的なのは、題名通り2〜4小節毎の転調が目まぐるしいことである。- Estudio 練習曲
- Tres maneras de decir lo mismo 同じ事を言う3つの方法
- Monodía 単声歌
- Coral 合唱
- Relieve 浮き彫りにして
- Pequeño momento musical cubano キューバ音楽のほんのひと時
2004
- Estudio para los cinco dedos 5本の指のための練習曲
2006
- Fuga en modo lidio リディア旋法によるフーガ
2007
- Emiliano エミリアーノ
2009
- Canción 歌
- Frases sin respuestas 答えのないフレーズ
2010
- Contradanzas-intervalos コントラダンサ集ー数々の音程
- Segundas 二度
- Terceras 三度
- Cuartas 四度
- Quintas 五度
- Sextas 六度
- Séptimas 七度
- Octavas 八度(オクターブ)
作曲年代不詳
- Homenaje a Cervantes para piano a cuatro manos. (pieza para niños) 連弾のための、セルバンテスを讃えて(子どものための小品)
Andrés Alénのピアノ曲楽譜
Editora Musical de Cuba
- Danzon "Legrand"
- Tres preludios
Andrés Alénのピアノ曲CD
星の数は、は是非お薦めのCD、は興味を持たれた人にはお薦めのCD、はどうしてもという人にお薦めのCDです。
Pianoforte
Unicornio, UN-CD8004
- Tema con variaciones (sobre un tema de Silvio Rodríguez)
- Seis preludios
- Tema con variaciones (sobre un tema de Pablo Milanés)
Andrés Alén (pf)
アンドレス・アレン自作自演のアルバム。このアルバムは2001年のラテングラミー賞 "Best Pop Instrumental Album" にノミメートされた。キューバ人の、しかも作曲家自身の演奏に意見を言うのも何だが、ソンやチャチャチャのリズムにもっと活気が欲しい気がするのだけど(ちょっと眠そうな雰囲気が南国キューバの本場のスタイルだと言われればそうかもしれませんが)。
Cuban Memoirs: Music by Andrés Alén
Delos Productions, DE 3535
- Theme and variations on a theme by Silvio Rodríguez
- Unison (from the Saxophone Quartet)
- Prelude No. 6
- Prelude No. 2
- Prelude No. 1
- Prelude No. 3
- Prelude No. 4
- Prelude No. 5
- Danzón "Legrand" (arr. William Villaverde)
- Theme and variations on a theme by Pablo Milanés
William Villaverde (pf)
2012年の録音、2018年のリリース。
Obras de compositores cubanos del siglo XX
Iberoautor Promociones Culturales, S.R.L., SA00923
- En fiel caballo blanco enamorado (Portela-García / Caturla-Fariñas)
- Diez danzas cubanas al estilo tradicional (Félix Guerrero)
- Tema con variaciones (sobre un tema de Silvio Rodríguez) (Andrés Alén)
- Preludio de Sofía (José María Vitier)
Alicia Perea (pf)
イン・コントラスツ
ALM Records, ALCD-9146
- Tema con variaciones (sobre un tema de Silvio Rodríguez) (Andrés Alén)
- Prelude, Choral and Fugue FWV21 (César Franck)
- Suite de danzas criollas Op.15 (Alberto Ginastera)
- Prelude, Aria and Finale FWV23 (César Franck)
- Three Etudes from "Osam studija" (Boris Papandopulo)
Kemal Gekić (pf)
2014年の録音。アレンのピアノ曲を収録したCDが日本で発売されるとは嬉しい限りです。アレンの「主題と変奏」の演奏は緩急や強弱のコントラストが強く、ピアニストのケマル・ゲキチの個性が前面に出た印象です。
Rusia ante la rítmica cubana
- La Valentina (Tomás Buelta Flores)
- La que a ti te gusta (Enrique Guerrero)
- Palmas reales rubias (César Pérez Sentenat)
- Mulato (Amadéo Roldán Gardes)
- Comparsa (Alejandro García Caturla)
- Danzón (José Ardévol Gimbernat)
- Preludio No. 6 de Seis preludios (Edgardo Martín Cantero)
- Guajira (Harold Gramatges)
- Invención No. 3 (Argeliers León Pérez)
- Danza de la negra triste (Hilario González Íñiguez)
- Preludio No.3 "Motivos de danza" (Nilo Rodríguez Suárez)
- Toque (Alfredo Diez Nieto)
- Zapateo cubano (Héctor Angulo)
- Cuento sonoro (Roberto Valera)
- Boceto No. 4 "Acosta León" (Leo Brouwer)
- Toque (Guido López-Gavilán)
- Archivos de la memoria (Jorge López Marín)
- Y el brillo de la luna te encantaba (Juan Piñera)
- ¡Qué confusión de tonos! (Andrés Alén)
- Habanera del Ángel (José María Vitier)
- Niña con violín (Ernán López-Nussa)
- Pan con "Timba" (Aldo López-Gavilán)
- Scherzo, Op. 10 (Cecilia Arizti)
- Mazurka en glissando (Ernesto Lecuona)
2014年のライブ録音。
Piano Music of Cuba
Steinways & Sons
- La Valentina (Tomás Buelta y Flores)
- Niña con violín (Ernán López-Nussa)
- Palmas reales rubias (César Pérez Sentenat)
- La que a ti te gusta (Enrique Guerrero)
- Invención No. 3 (Argeliers León)
- Cuento sonoro (Roberto Valera)
- Boceto No. 4 "Acosta Leon" (Léo Brouwer)
- Danzón (José Ardévol Gimbernat)
- Estudio de concierto (Juan Piñera)
- Habanera del angel (José María Vitier)
- Preludio No.3 "Motivos de danza" (Nilo Rodríguez Suárez)
- Zapatéo cubano (Héctor Angulo)
- Mulato (Amadéo Roldán Gardes)
- Preludio No. 6 (Edgardo Martin Cantero)
- ¡Que confusión de tonos! (Andrés Alén)
- Comparsa (Alejandro García Caturla)
- Y el brillo de la luna te encantaba (Juan Piñera)
- Pan con "Timba" (Aldo Lopez-Gavilán)
2016年の録音。
Piano Cubano
Grand Piano Records, GP758
- Danzas afro-cubanas: Danza de los ñáñigos, ...Y la negra bailaba! (Ernesto Lecuona)
- Andalucía, Suite Española (Ernesto Lecuona)
- Sones sencillos (Carlos Fariñas)
- Alta Gracia (Carlos Fariñas)
- Variations on Silvio Rodríguez's Theme (Andrés Alén)
- Emiliano (Andrés Alén)
Yamilé Cruz Montero (pf)
2016年の録音。
Ensueños de Cuba - Daydreams of Cuba
MSR Classics, MS 1786
- A la antigua (Ernesto Lecuona)
- La Cardenense (Ernesto Lecuona)
- Las alturas de Simpson (Miguel Failde Perez)
- Recuerdos de cuba (Pedro Garcia)
- Ensueños (Silvano Boudet)
- Ave Maria Gallo (José Fernandez de Coca)
- Como tú quieras (Gaspar D. Villate)
- La bella cubana (Felipe B. Valdés)
- Señorita (Danza) (Jorge Anckermann)
- La Kalunga (Enrique Guerrero)
- La luz (Manuel Saumell)
- El somatén (Manuel Saumell)
- La paila (Manuel Saumell)
- La niña bonita (Manuel Saumell)
- Lamentos de amor (Manuel Saumell)
- La Tedezco (Manuel Saumell)
- Miniaturas rítmicas cubanas No. 2 (Maria Matilde Alea)
- Dancita de ayer No. 1, 2, 3, and 4 (Maria Emma Botet)
- Guajira (Harold Gramatges)
- Son (Harold Gramatges)
- Danzón Legrand (Andrés Alén)
- Señora Santana (César Pérez Sentenat)
- Palomita blanca (César Pérez Sentenat)
- Entre la y re (René Touzet)
- Apasionada (René Touzet)
Elena Casanova (pf)
2021年のリリース。
Andrés Alénに関する参考文献
- William Villaverde. The solo piano music of Andrés Alén: An annotated bibliography and performance guide, Tesis. University of Miami 2011.