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Aurelio Díaz Espinozaについて

 アウレリオ・ディアス・エスピノーサ Aurelio Díaz Espinoza は1897年7月27日、ペルー南部のアレキパに生まれた。子どもの頃より父からヴァイオリンやピアノを習った。

 彼は1939年にアレキパで管弦楽協会を設立し、同協会は1963年にアレキパ交響楽団になった。またアレキパのカテドラルの聖歌隊指揮者を務めた。1940年にはアレキパ市創設四百周年を記念して《アレキパ讃歌 Himno de Arequipa》の歌詞と音楽が募集され、ディアス・エスピノーサが応募した曲が《アレキパ讃歌》に選ばれ、現在も歌われている。また1945年からはアレキパの南部地方音楽学校 Escuela regional de Música del sur の校長を務めた。

 1983年に亡くなった。

 ディアス・エスピノーサの作品には、交響詩《水車小屋 El molino(この曲のオーケストレーションは息子のハイメ・ディアス・オリウエラによる)》、管弦楽曲《我が故郷の光景 Escenas de mi tierra》、管弦楽曲《セレナーデ Serenata》、管弦楽曲《スパイパの踊り Danza del Supaypa》、《ピアノ協奏曲(2台ピアノ版の楽譜のみ存在する)》、管弦楽と男声三部合唱のための《ミサ・ソレムニス Misa Solemne》(1968)、歌曲では《アレキパの歌 Canción Arequipa》、合唱曲《アレキパのクリスマス Navidad en Arequipa》、《Tambores, cornetas: Suenan alegres》、《Nuestro canto de la infancia》などがある。彼のピアノ曲は和声も書法も比較的単純なのだが、音楽の素材そのものから漂ってくるものが何とも悲しくも美しく、また多くの曲がペルー風味たっぷりの民族主義的な作品であり、じんわりと滲み出るような魅力に満ちています。

 

Aurelio Díaz Espinozaのピアノ曲リストとその解説

 

Aurelio Díaz Espinozaのピアノ曲楽譜

Escuela Regional de Música "Luis Duncker Lavalle"

Universidad Católica Santa María / Sociedad Minera Cerro Verde

  • El Vals Arequipeño escrito en pentagrama
    • Vals sin palabras

斜字は絶版と思われる楽譜

 

Aurelio Díaz Espinozaのピアノ曲CD

星の数は、は是非お薦めのCD、は興味を持たれた人にはお薦めのCD、はどうしてもという人にお薦めのCDです。

Homenaje al Compositor Aurelio Díaz Espinoza

  • Sonata modulada en sillar - Jaime Díaz Orihuela (pf)
  • Canto a la infancia para coro a cuatro voces - Elizabeth Urízar Bishop (solista soprano), Manuel Castro Basurco (director)
  • Himno de Arequipa para coro a cuatro voces - Manuel Castro Basurco (director)