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Juan Pedro Esnaolaについて
フアン・ペドロ・エスナオーラ Juan Pedro Esnaola は1808年８月（または９月）17日、ブエノスアイレスに生まれた。幼い時からブエノスアイレスのカテドラルの司祭José Antonio Picasarriから音楽を学んだ。Picasarriはエスナオラ家と縁組してエスナオーラの叔父となった。当時のアルゼンチンは1810年にスペインからの独立を果たしたが、その後も内戦状態が続いており、スペイン王党派であったPicasarriは1818年にエスナオーラを連れてスペインに亡命した。ヨーロッパでのエスナオーラのピアノ演奏は「神童」と呼ばれ、まだ子どもなのにもかかわらずパリ音楽院に入学し、またマドリッド、ウィーン、ナポリを訪れている。1822年にいくつかのピアノ曲を作曲したとする記録があるが、楽譜は現存していない。
1822年、アルゼンチン政府が独立反対派に恩赦を与えたことにより、Picasarriとエスナオーラはアルゼンチンに帰国した。２人はブエノスアイレスで音楽歌唱学校 Escuela de Música y Canto を設立した。
エスナオーラは作曲家としては10歳代で既にレクイエム、３曲のミサ曲を作っている。20歳代になると歌曲を多く作曲し、また30歳代以降はサロン風のピアノ曲をいくつも作曲している。また当時のブエノスアイレス州知事フアン・マヌエル・デ・ロサスがアルゼンチンの最高権力者だった1840年代〜1850年代初頭、エスナオーラはロサスを讃える賛歌をいくつも作曲した。エスナオーラはロサスの娘マヌエリータ Manuelita のピアノ教師も務めたとのこと。
1855年に当時有名なピアニスト・作曲家のジギスモント・タールベルクが南米演奏旅行でブエノスアイレスを訪れ、エスナオーラとピアノ連弾の演奏会を催している。
1860年、アルゼンチン国歌を編曲し、これは政府の公式版として出版された。
1878年７月８日、ブエノスアイレスで亡くなった。
エスナオーラの作品は、３曲の《交響曲》(1824, 1826, 1830ー３曲とも楽譜は現在消失)、《３つの交響的序曲 Tres oberturas》、《管弦楽のためのワルツ Vals para gran orquesta》(1837)、３つの《ミサ曲 Misa》(1824, 1825, 1826)、《レクイエム Misa de Requiem》(1825)、ギター曲、合唱曲、数十曲の歌曲などがある。エスナオーラは約五十曲のピアノ曲を作っている。殆どが数分のサロン風小品ばかりで、また和声も古典派止まりではあるが、あちこちにキラッと光るような作曲技法が見受けられ、またなかなかのメロディーメーカーでもある。エスナオーラこそアルゼンチン初の本格的なクラシック作曲家と呼ぶに相応しいように思えます。
Juan Pedro Esnaolaのピアノ曲リスト
エスナオーラはカドリーユ、メヌエット、ポルカ、ワルツをそれぞれ何曲も作ったが番号を振らなかったので、各曲の区別のため便宜的に曲名に調名を記すことが多いです。作曲年代不詳の曲が多いですが、一部の曲は当時のアルゼンチンの雑誌『Boletín Musical』(1837)、『La Moda』(1837-1838)、および自筆譜集の《Cuaderno de Música》(1844-1846) に収載されており、出版年月日を記しました。
*Antología de compositores argentinos; Obras para piano y para canto con acompañamiento de piano, Cuaderno I, Los precursores. Academia Nacional de Bellas Artes 1941.
Juan Pedro Esnaolaのピアノ曲の解説
- Capricho para pianoforte en forma de Cielito シエリートの形式によるピアノフォルテのための奇想曲
シエリートとは18世紀頃からアルゼンチンやウルグアイの主にパンパ地方に伝わる民族舞踊で、由来は諸説あるが、イギリスのカントリーダンスがアルゼンチンに伝わったのが元であるとする説が有力である。シエリートは（音楽ではなく）踊りの様式を指しているが、19世紀の楽譜から現在の踊りに至るまでアルゼンチンのシエリートで演奏される音楽は全て３拍子で、また和声は大抵 I度（トニカ）とV度またはV7度（ドミナント）のみから成る。この作品はエスナオーラにしては291小節と長く、また構成やピアノ技巧的にも凝っており、「奇想曲 Capricho」という題名通り彼のピアノ曲で唯一「踊りのためのピアノ曲」ではなく「聴かせるためのピアノ曲」と呼ぶに相応しい作品である。ハ長調。構成は前奏-A-B-A'-コーダの形式であるが、細かくみると、前奏-A (a-b-c-d)-B (a'-e-b'-f-g-b"-a"-h)-A' (a-b-c-i)-コーダとなる（Juan Pedro Esnaola; edición, comentarios y notas de Julián Mosca, Capricho para pianoforte en forma de cielito. Editorial de la Universidad Católica argentina 2020. の文献を参考にしました）。３拍子の伴奏のみが８小節奏され、次いでトリル混じりの旋律が加わる前奏を経て、aの重音の旋律、bの重音16分音符連打が続く旋律、cの16分音符アルペジオの旋律といずれも陽気で、徐々に華やかな雰囲気となり、オクターブ和音が続くdの途中でイ短調に転調する。中間部Bは、a'はaがイ短調に変奏され、eは高音部３連16分音符分散和音が華やかに奏され、b'はbに似ていて、fは低音部トリルと高音部三度重音が２小節毎に交替し、gは高音部３連16分音符が華やかに奏され、b"はbが変奏され、a"は変イ長調に転調してaの旋律が現れるが、伴奏がアルベルティ・バスで穏やかな雰囲気になる。hの経過句を経てハ長調に戻り、A'はa、b、cが再現され、iでは左手はオクターブの旋律＋右手は高音部３連16分音符分散和音と曲は一層華やかになり、３連16分音符分散和音が続くコーダで大団円を迎えて終わる。 - Quadrilla, dedicada a Manuelita Rosas en el día de su cumpleaños: Pantalón - L'eté - Poule - Patourelle - Finale (1842) カドリーユ（マヌエリータ・ロサスの誕生日を祝して）：パンタロン - 夏 - 雌鶏 - 羊飼いの少女 - 終曲
カドリーユは18〜19世紀に流行したダンスで、４組のペア（計８人）で踊られる。上記の５つの舞曲が続けて踊られる。〈パンタロン〉はヘ長調、A-B-A-C-A形式。〈夏〉は変イ長調、A-B-A形式。〈雌鶏〉は変ロ長調、A-B-A-C-A形式。〈羊飼いの少女〉はト短調、A-B-A-C-A形式。〈終曲〉はヘ長調、A-B-A形式。 - Cuadrilla: Pantalón - L'eté - Poule - Trénis - Finale (1845-1846) カドリーユ：パンタロン - 夏 - 雌鶏 - トレニス - 終曲
この曲では〈パンタロン〉はハ長調、〈夏〉は変ホ長調、〈雌鶏〉はト短調、〈トレニス〉はニ長調、〈終曲〉はハ長調。 - Cuadrilla: Pantalon - L'eté - Poule - Trénis - Final カドリーユ：パンタロン - 夏 - 雌鶏 - トレニス - 終曲
この曲では〈パンタロン〉はイ短調、〈夏〉はへ長調、〈雌鶏〉はハ長調、〈トレニス〉は変ホ長調、〈終曲〉はハ長調。 - Quadrilla: Pantalon - L'été - Poule - Pastourelle - Final カドリーユ：パンタロン - 夏 - 雌鶏 - 羊飼いの少女 - 終曲
この曲では〈パンタロン〉はト長調、〈夏〉はホ短調、〈雌鶏〉はへ長調、〈羊飼いの少女〉は変ホ長調、〈終曲〉はハ長調。 - Galopado ギャロップして
イ短調、A-B-A-C-A形式。Aは舞曲風。Bはハ長調になり、両手スタッカートが馬がギャロップする様のよう。Cはへ長調になり、スラーで奏されるアルペジオが流れるよう。 - Minué en Fa mayor, Los ojos tiernos メヌエットヘ長調、優しい眼差し
ヘ長調、A-A-B-B形式。Aは落ち着いたメヌエットの雰囲気で始まるが、５小節目でヘ短調になってオクターブ和音が連打で鳴るのが劇的だ。Bは分散和音の伴奏にのって可憐な旋律が奏される。 - Minué en La mayor メヌエットイ長調
A-A-B-B-A-B形式。旋律は穏やかな８分音符と艶やかな32分音符が交互に現れて優雅。 - Minué en Si bemol mayor メヌエット変ロ長調
A-A-B-B形式。３連符の伴奏にのって、優しく語りかけるような旋律が奏される。Bでは右手に３オクターブの音階を上行する旋律が、次いで左手に２オクターブの音階を上行する旋律が現れる。 - Minué en Re Mayor, A la Bellini メヌエットニ長調、ベッリーニ風に
イタリアのオペラ作曲家ヴィンチェンツォ・ベッリーニ (1801-1835) の音楽のどこかを編曲したのであろう。A-A-B形式。Aはオクターブの旋律が勇ましく、Bは高音六度重音の旋律が優しい。 - Minué en Sol menor メヌエットト短調
A-A-B形式。Aはポロネーズのようなリズムの伴奏で勇ましい。Bはアルベルティバスの伴奏となり、旋律は高音部で寂しげに奏される。 - Minué en La bemol mayor (1844) メヌエット変イ長調
A-A-B-B形式。優雅で落ち着いた曲。Aの旋律は後半オクターブで、オクターブの第１指の方が16分音符連打になるのは、当時のスクエアピアノ（19世紀頃に普及した長方形の小型ピアノ）が打鍵の強さでの強弱の変化が付け難いため、音符（＝打鍵数）を増やすことで音量感を出したのであろう（下記の楽譜）。
Bの繰り返し最後の２小節は、左手伴奏和音＋両手第１指を用いた内声部旋律＋右手高音アルペジオの３階建て、所謂「タールベルクの３本の手」を使っていて、当時のアルゼンチン作曲家としては斬新な書法だ（下記の楽譜）。
- Minué en Fa mayor メヌエットへ長調
A-A-B-B形式。Aは静かに語りかけるような旋律で、Bは右手旋律がオクターブになり朗々と奏されるが、最後はまた静かになって終わる。 - Minué Federal o montonero (1845) 連邦またはモントネーロのメヌエット
"Minué montonero" とは19世紀初めから中頃までアルゼンチンやウルグアイで流行した舞踊とその音楽で、ヨーロッパ風のメヌエットと陽気な３拍子の音楽が交互に奏される。"montonero" は辞書では「騎馬のゲリラ兵」と記されているが、アルゼンチンでは、19世紀前半の独立戦争から内戦の時代の準軍組織を指すそうである。エスナオーラとも親交のあったフアン・マヌエル・デ・ロサスがアルゼンチンで権勢を誇っていた頃は "Minué Federal" とも呼ばれていたとのこと。曲はニ短調、A-B-A'-C-A"-D-A"'の形式。Aは哀愁を帯びた、ちょっと嘆き節のようなメヌエットが奏される。B、C、Dはテンポを速め、アルゼンチンの民族舞踊シエリート cielito の陽気な３拍子が奏される。A'とA"'は、Aの旋律がニ長調になって変奏される。 - Minué en Fa menor メヌエットへ短調
A-B形式。Aはポロネーズのようなリズムの伴奏で勇ましい。Bの伴奏はアルベルティ・バスになって可憐な感じになる。 - Minué en Si menor メヌエットロ短調
A-A-B-B形式。何とも哀愁漂う旋律が切ない曲。 - Minué en Re mayor, La irresolución メヌエットニ長調、優柔不断
A-A-B-B形式。落ち着いて上品に踊るような雰囲気の曲。 - Minué en Fa sostenido menor, Los efectos de la ausencia メヌエット嬰へ短調、失踪宣告
A-A-B-B形式。Aはベースと対旋律を兼ねた左手オクターブが重々しい。Bは高音部に16分音符の弱々しい旋律が奏される。 - Polka en Do mayor (1845-1846) ポルカハ長調
A-B-C-D-E-E'-F-B'-コーダの形式。エスナオーラは４曲のポルカを作曲したが、その中でもこの曲は次々と新しい旋律が現れ、転調も含めて各部分の変化が豊富で聴きごたえのある作品である。Aは中音部の呼び掛けと、高音部の答えが対になったような旋律。Cはへ長調になり、16分音符の滑らかな旋律が奏される。Dは経過句のような感じで、Eはハ長調に戻って新たな中音部の呼び掛けと、高音部の答えが徐々に盛り上がり、E'でオクターブ和音の旋律が華やかに繰り返される。Fはハ短調、B'は再び華やかになって終わる。 - Polka en Do mayor (1846) ポルカハ長調
A-B-A-C-A-B-A形式。活発な響きの曲。Bはト長調、Cはヘ長調になる。 - Polka en Do mayor (1846) ポルカハ長調
A-B-C-A-B形式。気取った雰囲気の曲。Bの前半はト長調、Cはヘ長調になる。 - Polka en Si bemol mayor (1862) ポルカ変ロ長調
前奏-A-B-A'-C-D-C-A-B-A'形式。エスナオーラのピアノ曲としては珍しく８小節の前奏がある。Aは前打音が愛嬌ある旋律だ。Cは変ホ長調、Dはハ短調になる。 - Valsa en Sol mayor, El 30 de junio ワルツト長調、６月30日
ト長調、A-A-B-B-C-C-D-D-A-B(-C-D)形式。『Boletín Musical』第１号に曲の前半のAとB、第２号に曲の後半のCとDが収載された。AとBは三度重音の旋律が陽気に奏される。CとDはホ短調で、Cは吹奏楽を思わせる勇ましい付点リズムが特徴的で、Dは高音部旋律が上へ下へと舞うように軽やかに奏される。 - Valsa en La mayor ワルツイ長調
A-B形式。Aの前半は両手オクターブで勇ましい。Bは前半がハ長調になり、32分音符混じりの旋律が優雅だ。 - Valsa en Si menor ワルツロ短調
A-A-B-B形式。Aは哀愁漂う旋律。Bはニ長調で分散和音の伴奏にのって可憐な旋律が奏される。 - Vals en Fa menor (1845) ワルツへ短調
A-B-C-D-A-B形式。AとBの付点を多用したリズムは、ワルツと言うよりマズルカの雰囲気で、両手オクターブの勇ましい部分と、アルペジオ伴奏の柔らかい部分が４小節交互に奏される。CとDはヘ長調になり、スタッカート連打が可愛らしい。 - Vals en Si bemol mayor (1846) ワルツ変ロ長調
A-A-B-B-C-C-D-A-B形式。Aは可憐な旋律。Cは変ホ長調になり、オクターブの旋律が堂々としている。 - Vals en Do mayor (1846) ワルツハ長調
A-A-B-B-C-C-D-A-B形式。AとBは上行する旋律が伸びやかな雰囲気。CとDはイ短調になる。 - Vals en Mi menor ワルツホ短調
A-A-B-B-C-A-B形式。活気のあるAやBと、穏やかなト長調のCが対照的。 - Vals en Mi bemol mayor (1846) ワルツ変ホ長調
エスナオーラはメヌエット、ポルカ、ワルツをそれぞれ何曲も作ったが番号を振らなかったので、各曲の区別のため調名を記すことが多い。この曲以下の６曲は、1941年にアルゼンチンで出版された『Antología de compositores argentinos; Obras para piano y para canto con acompañamiento de piano』というアルバムに収載されたエスナオーラのワルツで、楽譜の番号順に載せました。第１番はA-A-B-B-C-C-D-C'-A-B形式。Aは流れるような旋律が優雅。CとDは変イ長調で、Cの旋律はトリルや前打音混じりで跳ねるような雰囲気。Dは左手ベースが音階を下がっていくのがお洒落。 - Vals en Do mayor (1846) ワルツハ長調
A-B-C-D-C-D-A-B形式。優雅なワルツ。CとDはイ短調で、左手の16分音符分散和音が澱むような雰囲気。 - Vals en La menor, En el álbum de la señorita Leopoldina Nin (1846) ワルツイ短調、レオポルディーナ・ニン嬢のアルバムに
エスナオーラのワルツの中では比較的大きな構成で、各部分は表情豊かな聴き応えのある作品である。A-A-B-B-C-C-D-C'-D-C'-A-B-コーダの形式。Aは哀愁たっぷり（下記の楽譜）、Bはハ長調になり、右手と左手で舞うような旋律が掛け合う。Cはヘ長調で優雅になり、Dはヘ短調で激情的になる。
Vals en La menor, En el álbum de la señorita Leopoldina Nin、1-10小節、Cuaderno de Música (1844) Juan P. Esnaola (reedición facsimilar): Estudio Preliminar de Bernardo Illariより引用 - Vals en Si menor, La Pasión (1846) ワルツロ短調、情熱
A-A-B-B-C-C'-A-B形式。Aは切ない旋律が現れる。Bは一時ニ長調になり愛嬌ある高音部スタッカートの旋律が奏される。CとC'はト長調で、流れるような旋律の下で、波立つような８分音符の伴奏が奏される。 - Vals en Re bemol mayor ワルツ変ニ長調
A-A-B-B-C-D-C'-A-B形式。Aは流れるような優雅な旋律で、Bは一転して両手オクターブが勇ましい。CとDはヘ短調になり、アルペジオの左手伴奏にのって陰うつな旋律が奏される。 - Vals en Mi bemol mayor ワルツ変ホ長調
A-B-C-D-A-B形式。Aは、ウェーバーのピアノ曲《舞踏への勧誘》の中間部の旋律に似ていて上品な舞踏会のよう。Cは変イ長調になり、中音部に重音で奏される８分音符連続の旋律はひそひそ話のよう。Dは短いハ短調で、Aへの経過句となる。 - Vals en La menor, a Clara Etchart (1846) ワルツイ短調、クララ・エチャートへ
A-A-B-B-C-C-D-D-A-B形式。スタッカートの旋律が気取った雰囲気。CとDはヘ長調になる。 - Vals en Re mayor (1846) ワルツニ長調
A-B-C-C-A-B形式。軽快な旋律のワルツ。Bの旋律は半音階が現れる。Cはト長調になり、旋律はずっと16分音符が続いて華やかな雰囲気だ。 - Vals en Mi mayor ワルツホ長調
A-A-B-C-D-A-B形式。Aは低音部と右高音部が掛け合うような旋律が奏される。Bは右手高音部に華やかな旋律が現れる。CとDはホ短調になる。 - Vals en La bemol mayor ワルツ変イ長調
A-A-BA形式。Aは優しく語りかけるような旋律が奏される。Bは変イ短調になる。 - Vals en Mi bemol mayor ワルツ変ホ長調
A-B-A-C-A-B-A形式。Aは伸びやかな旋律が奏される。Cはト短調になり、さざ波のような左手和音連打にのって陰うつな旋律が奏される。 - Vals en Fa mayor ワルツへ長調
A-A-B-B形式。Aは勇ましく、Bは一転して分散和音の伴奏にのって可憐な旋律が奏される。
Juan Pedro Esnaolaのピアノ曲楽譜
Academia Nacional de Bellas Artes
- Antología de compositores argentinos; Obras para piano y para canto con acompañamiento de piano, Cuaderno I, Los precursores
- Composiciones para piano
- Vals en Mi bemol mayor
- Vals en Do mayor
- Vals en La menor
- Vals en Si menor
- Vals en Re bemol mayor
- Vals en Mi bemol mayor
- Minué en Fa mayor
- Minué Federal o Montonero en Re menor
- Canciones
- El pescador de Palermo
- Ven dulce amiga ven
- El ángel
- A una rosa
- El pensamiento importuno
- El trovador
- La tarde
- Composiciones para piano
Instituto Cultural de la Provincia de Buenos Aires (Archivo Histórico de la Provincia de Buenos Aires "Dr. Ricardo Levene")
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Editorial de la Universidad Católica argentina (EDUCA)
- Capricho para pianoforte en forma de cielito (edición, comentarios y notas de Julián Mosca)
斜字は絶版と思われる楽譜
Juan Pedro Esnaolaのピアノ曲CD
星の数は、
は是非お薦めのCD、は興味を持たれた人にはお薦めのCD、はどうしてもという人にお薦めのCDです。
Juan Pedro Esnaola, Canciones, valses, polcas y minués
Cosentino, IRCO 289
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Aldo Antognazzi (pf), Roberto Britos (canto)*
1979年の録音のLPからのリマスタリング。
1810 - 2010
E.A.005
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Aldo Antognazzi (pf)
1985、1994、2009、2010年の録音。
Boletín Musical 1837
CD Tradition, TR100429
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Virginia Correa Dupuy (voz), Igor Herzog (guitarra), José Luis Juri (pf)
このCDの録音で使われたピアノは、アルゼンチン国立歴史博物館に所蔵されている1813年頃と1850年頃製造のピアノとのことで、チェンバロと現代のピアノの中間あたりの、いい感じの音色だ。
La Moda 1838
CD Tradition, TR110426
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Edgardo Nieva (reciter), José Luis Juri (pf)
200 años de música argentina para piano
- Reconvenciones amorosas (Amancio Alcorta)
- Vals el Corsario (Amancio Alcorta)
- Minué montonero o federal (Juan Pedro Esnaola)
- Vals en mi bemol (Juan Pedro Esnaola)
- Figarillo, Minué (Juan Bautista Alberdi)
- Vals en fa mayor (Juan Bautista Alberdi)
- Vals en sol menor (Juan Bautista Alberdi)
- Aire nacional argentino "Triste" No. 1, 2, 3, 4, 5 (Julián Aguirre)
- Huella (Julián Aguirre)
- Gato en sol mayor (Julián Aguirre)
- En la colina (Alberto Williams)
- El rancho abandonado (Alberto Williams)
- Gato en la bemol mayor (Carlos Guastavino)
- Bailecito (Carlos Guastavino)
- Milonga del ángel (Astor Piazzolla)
- Muerte del ángel (Astor Piazzolla)
- Chau París (Astor Piazzolla)
- Milonga del árbol del olvido (Alberto Ginastera)
- Tres danzas argentinas (Alberto Ginastera)
- Variaciones gregorianas, Op. 15 (Roberto Caamaño)
Valentina Díaz-Frenot (pf)
Juan Pedro Esnaolaに関する参考文献
- Carmen García Muñoz y Guillermo Stamponi. Cuaderno de estudio Nº 4, Juan Pedro Esnaola. Su obra musical. Catálogo analítico-temático. Instituto de Investigación Musicológica "Carlos Vega", Facultad de Artes y Ciencias Musicales, Universidad Católica Argentina 2002.
