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Julio Fonsecaについて
フリオ・フォンセカ・グティエレス Julio Fonseca Gutiérrez は1885年5月22日、コスタリカの首都サンホセに生まれた。サンホセの軍楽隊員をしていた父Malaquías Fonsecaから音楽を習い、子どものうちにサンホセの国立音楽学校に通い、12歳頃には作曲を始めている。
1902年に奨学金を得てイタリアのミラノに留学。ミラノ音楽院を入学を希望したが年齢が若過ぎて許可されず、芸術高校 Liceo Artistico に入学した。1904年にはブリュッセルに移り、同地の王立音楽院に入学し学んだ。
1906年にフォンセカは病気のためコスタリカに帰国。1912年にMaría Elena Moraと結婚し、5人の子どもをもうけた。1914年には妻と共に米国に約1年間住んだ。1920年からはサンホセにあるメルセー教会 Iglesia de Nuestra Señora de La Merced の聖歌隊指揮者を晩年まで続けた。また1927年から1942年まではサンホセ女子高等学校の音楽科教授を務めた。1929年にはコスタリカ政府の事業として、他の二人の音楽家と共にコスタリカ北西部のグアナカステ州の民俗音楽の調査・収集を行い、その成果は3巻から成る本『国内民俗音楽の案内書 El folleto de Música Folclórica Nacional』に出版された。
1942年には創立されたばかりのコスタリカ国立音楽院(現在の国立コスタリカ大学音楽学部)の教授に就任した。
1950年7月22日に亡くなった。
フォンセカの作品には、オペレッタ《お金が全てではない El dinero no lo es todo》(1902年頃)、子どものためのコメディー《赤ずきん Caperucita encarnada》(1916)、管弦楽のための《熱帯組曲 Suite tropical》(1932)、《コスタリカの主題による幻想交響曲 Fantasía sinfónica sobre temas costarricenses》(1937年初演)、《民謡のモチーフによる大幻想交響曲 Gran fantasía sinfónica sobre motivos folklóricos》(1942)、管弦楽または吹奏楽のための《ハンガリー序曲 Obertura húngara》(1914)、カンタータ《聖母マリアの七つの悲しみ Los siete dolores de la Santísima Virgen》(1920)、《弦楽五重奏曲》、《ピアノトリオ》(1905)、《ヴァイオリンソナタ第1番》(1905?)、《ヴァイオリンソナタ第2番》、約70曲に及ぶ歌曲などがある。
フォンセカのピアノ曲にコスタリカ民族主義といったものは見られない。周辺国(コロンビアやエクアドルのパシージョ、米国のフォックストロット)の舞踊音楽が現れる位である。ピアノ曲の多くはヨーロッパサロン風の小品で、和声はロマン派止まりで、晩年の組曲《ウィートン・ヒルズの思い出 The Wheaton Hills souvenir》で印象主義の和声が少し聴かれる程度である。20世紀の作曲家として、正直あまり特筆できる所がないのだが、聴く人の気持ちを穏やかにするような作品揃いで、肩肘張らずのんびり聴くのもいいように思います。
Julio Fonsecaのピアノ曲リストとその解説
1897
- Licha..!, Mazurka リチャ!、マズルカ
- Noche de luna, Mazurka 月の夜、マズルカ
1898
- Brisas del campo, Mazurka 野原のそよ風、マズルカ
- Celia, Valses セリア、ワルツ
Celia Castro Herrera de Carrilloに献呈された。おおむね右手旋律+左手伴奏で和音も簡単ではあるが、13歳の少年の作曲とは思えぬ程の本格的なワルツである。前奏はニ長調の左手中声部にチェロを思わせる穏やかな旋律で始まり、ヘ長調に転調して盛り上がる。引き続き可憐なワルツが4曲続く(変ロ長調、変ロ長調、ヘ長調、変ロ短調)。コーダは1曲目のワルツが回想され、華やかに盛り上がり終わる。- En la matinée, Mazurka マチネにて
- Esperanza, Mazurka エスペランサ、マズルカ
1901
- Escenas del festín 祝宴の光景
自筆譜には「ポロネース風のテンポで Movimiento alla Polonesa」と記された副題が消された跡がある。ト長調、A-A'-B-B'-A"形式。宴の光景を描いたような華やかな雰囲気が続く。中間部Bはメヌエット風で転調が多い。- Fuegos fatuos, Op. 29 鬼火、作品29
変ト長調。自筆譜にはフォンセカ自身によるこの作品の解説が詳しく記されている。それによると、ある明け方、ハンモックで微睡んでいるとニワトリの鳴き声が聞こえてくる。その中、神秘的な光景が現れ、鬼火の姿が見えてくるーといった、夢か現かの世界を描いたような作品である。鬼火は遊び回るように飛び、ハンモックに近付いたりするも、やがて再び聞こえるニワトリの鳴き声の中で消えて行く。1902
- Paisaje 風景
ヘ長調、A-B-A'-C-C-A"形式。のどかで平和な風景を描いたような作品。Cは一時ヘ短調の響きになる。1903
- ¡Hermosa juventud!, Valse-ballet, Op. 30 美しい青春時代、ワルツ=バレエ、作品30
ホ長調、A-B-A-C-B-A形式。3連符混じりの跳ねるような旋律が若々しい雰囲気でいい。Bはイ長調、Cはニ長調になる。- Nana, Vals, Op. 31 ナーナ、ワルツ、作品31
- ¡Quince años..!, Vals, Op. 31 15歳!、ワルツ、作品31
ニ長調、A-B-A-C-D-B'-A-B-コーダの形式。活気あるワルツ。Bはイ長調、CとDはト長調になる。1904
- Notturnetto 小夜想曲
ミラノ留学中の作品。変ロ長調、A-B-A'形式。穏やかなアルペジオの伴奏にのって伸びやかな旋律が奏される。Bはヘ長調に始まり転調を繰り返す。1905
- Hoja de álbum, Op. 40 アルバムの一葉、作品40
シューマンを思わせるような抒情的な曲。イ長調、A-B-A-コーダの形式。旋律が右手・左手のオクターブユニゾンで奏され、その間の音域で後打の伴奏が奏される。Bはホ長調になり、右手旋律を左手対旋律が一部カノンのようになって追う。この曲は弦楽四重奏版も作曲された。1912
- Anhelos, Pasillo 熱望、パシージョ
パシージョはコロンビアやエクアドルの代表的な民族音楽の一つであるが、パナマ、コスタリカなどの中米でも民謡として歌われている。ホ短調、A-B-A-C-D-C-A-B-A形式。出版譜の扉の部分には(楽譜とは別に)詩が書かれていて、AとBの所で歌うか、または朗読してよいと注釈されている。パシージョのリズム♩. ♪♩の伴奏にのって哀愁たっぷりの旋律が奏される。CとDはハ長調になり、Cの8分音符の旋律や、Dのオクターブの旋律は華やかな響きだ。- Brisas del Caribe, Pasillo カリブのそよ風、パシージョ
- El Enigma 謎
1913
- Estudio, Op . 103 練習曲、作品103
ヘ長調、A-B-A'-B'-コーダの形式。楽譜の冒頭にPresto Scherzandoど記された急速な曲で、フォンセカのピアノ曲の中では一番技巧的である。Aは16分音符の右手・左手交互の奏法が現れる。Bは変ニ長調になり、Poco menosと記されているように少しテンポを落として、やや落ち着いた旋律が16分音符アルペジオに彩られて奏され、劇的に盛り上がった所でA'となる。1913または1914
- Nocturno 夜想曲
ショパンの夜想曲で見られるような繊細な和音進行には敵わずとも、本格的なこの夜想曲をして、フォンセカを「コスタリカのショパン」と称える文献もある位である。変ニ長調、A-B-A'-C-D-C'-A'形式。アルペジオの伴奏にのって、装飾音混じりの抒情的な旋律が流れる。Bはヘ短調。CとDは嬰ヘ短調になり、陰うつな旋律が奏され、C'では旋律はffのオクターブになり対旋律が絡んだりと展開される。A'への移行部ではショパン風の右手32分音符の速い装飾的パッセージが聴かれる。1914
- El gaucho, Tango ガウチョ、タンゴ
- Leda, Vals intermezzo レーダ、ワルツ=間奏曲
Ledaとは、おそらくギリシア神話の主神ゼウスと交わった女性として知られるレーダを指すと思われる。フォンセカの作品の中でも最も有名な曲で、ピアノ曲以外にも吹奏楽、管弦楽、ギター版の楽譜がある。ヘ長調、前奏-A-B-A-C-A形式。愛らしい前奏に引き続き、愛を語るような旋律が中声部に奏される。Bはこれも優雅な旋律が現れ、旋律はオクターブで繰り返されてクライマックスを作る。Cは変ロ長調になり、のどかな雰囲気の新たな旋律が奏される。- María de los Ángeles, Vals マリア・デ・ロス・アンヘレス、ワルツ
変イ長調、A-B-A-C-A形式。優雅で上品な女性を描いたような雰囲気のワルツ。Bは変ホ長調、Cはハ長調になる。この曲は管弦楽版の楽譜も存在する。- Midinettes, Tango ミディネットたち
ミディネットとはフランス語で、パリの洋裁店や服飾店の女性従業員を指していたが、転じてミーハーな若い娘という意味でも用いられる。小管弦楽版とピアノ独奏版の手稿譜が存在する。ヘ長調、A-B-A-C-A形式。お洒落で気取った若い女性らしい陽気でコケティッシュなタンゴだ。Bはハ長調、Cは変ロ長調になる。- Selección en dos partes de la ópera Tosca de G. Puccini プッチーニ作曲のオペラ・トスカより2つの場面
1916
- Pasillo パシージョ
1917
- Gaviotas, Pasillo カモメ、パシージョ
イ短調、A-B-C-D-A-B-C-D形式。4つのパシージョが次々に現れる曲。Aは哀愁漂う旋律。Bはハ長調で8分音符連打の愛嬌ある旋律になる。Cはへ短調で両手ユニゾンが力強い。Dはへ長調になりカモメが悠々飛ぶような旋律が流れる。1918
- Geranios de rosa, Pasillo ゼラニウム、パシージョ
- Teté, Pasillo テテ、パシージョ
1927
- Clemencia, Tango クレメンシア、タンゴ
- ¡Salut princesse! ご機嫌麗しう、王女様!
ト長調。僅か8小節の曲。四声で書かれていて、メヌエット風。1928
- Adiós mariposas さよなら、蝶々たちよ
1930
- Just like a bohemian girl, Fox-trot ボヘミアンな女の子のように、フォックストロット
- That wonderful little chinese girl, Fox-blues あの素敵な小さな中国の女の子、フォックスブルース
- Tout en blanc, Vals de salón 真っ白、サロン風ワルツ
フォンセカはこの頃、女子高等学校の音楽科教授を務めていて、この曲は1930年卒業の女学生達に捧げられた(フォンセカは1928年にも同年卒業の学生のためにピアノ曲《さよなら、蝶々たちよ》を作曲している)。卒業生たちに1曲プレゼントなんて粋ですね。ト長調、A-B-A'-C-A-B-A'形式。Aは優雅な旋律が流れる。Bは変ロ長調になる。Cはハ長調になり、中声部に大らかな旋律が奏され華やかに展開される。この曲は管弦楽版の楽譜も存在する。1931
- Junto al mar, Pasillo 海のすぐ近くに、パシージョ
1932
- Tania, Fox-blues タニア、フォックスブルース
1935
- Señorita Centro América, Fox-blues ミス中米、フォックスブルース
1937
- Gran fantasía sinfónica sobre motivos folklóricos 民謡のモチーフによる大幻想交響曲(ピアノ編曲版)
1942
- Cochita,Vals コチータ、ワルツ
この曲はフォンセカの長女Mercyに献呈されており、コチータとは娘Mercyの愛称と思われる。変ロ長調、A-B-A-C-A形式。フォンセカの愛娘に対する慈愛が伝わってくるような優しい曲。Bはト短調になり、8分音符の旋律がひらひらと舞うように奏される。Cは変ホ長調になり、中声部オクターブの旋律が艶やか。1944
- Los cuenticos de "Cuticos", Vals de salón クティコスの小さなお話、サロン風ワルツ
この曲はフォンセカの二女Mollyに献呈されており、クティコスは娘Mollyの愛称と思われる。ト長調、A-B-A'-C-D-C-A-コーダの形式。跳ね回るような愛らしい旋律からは、娘Mollyはお転婆娘だったのかな。Bは変ロ長調 Cは変ホ長調 Dはト短調になる。- Virginia, Vals ビルヒニア、ワルツ
Virginia Flores Zellerという名の女性に献呈されている。ト長調、A-B-A-C-A-コーダの形式。優雅な雰囲気のワルツ。Bはホ短調、Cはハ長調になる。1949
- Cecilia, Bolero セシリア、ボレロ
- María Elena, 2º vals impromptu マリア・エレナ、即興的なワルツ第2番
フォンセカの妻María Elena Mora de Fonsecaは1948年1月に亡くなっており、愛しい妻との思い出に作曲されたのであろう。ニ長調、A-B-A-C-D-C'-B'-A-コーダの形式。Aはオクターブ混じりの旋律が豪華な雰囲気。CとDはト長調で落ち着いた雰囲気。1950
- The Wheaton Hills souvenir, A suite of seven short poems for piano ウィートン・ヒルズの思い出、ピアノのための7つの小さな詩曲集
フォンセカの長男Jimmyはこの頃、米国メリーランド州ウィートン・ヒルズに住んでいていた。1950年3月頃、フォンセカは長男や孫に会うためにウィートン・ヒルズを訪れ、その思い出をピアノ組曲に作った。サロン風の曲が多いフォンセカのピアノ曲の中で、全音音階など印象主義の傾向が見られるのは興味深い。フォンセカはコスタリカに帰国後間もない同年7月22日に亡くなっており、この作品は遺作となった。
- My grandsons' awakening 私の孫たちの目覚め
嬰ヘ長調、A-B-C-A-B形式。全体的に全音音階を多用した曲で、冒頭は高音部で全音音階が下がったり上がったりする。Bは子どもがあちこち動き回るような様子を、スタッカートの伴奏と五音音階の旋律で描いている。Cはニ長調になる。- To a girl 女の子へ
変ホ長調、A-B-A'-コーダの形式。旋律は(完全ではないが)五音音階で、V度の和音が増三和音になったりと米国カントリーミュージックの響きだ。Bはト長調になる。- Beware! J.A. is Coming 気をつけろ!、J.A.がやって来る
J.A.とはフォンセカの孫Julio Antonioのこと。A-B-C-A'形式。冒頭は低音ソ♭のオクターブがドンドン鳴り、これから何をしでかすか分からない幼い孫が近付いてくるのを描いている。増三和音や全音音階を多用していて、孫の悪戯ぶりが伝わってくるような曲。- Teenagers ティーネイジャー
ト長調、A-B-A-B-A-C-A-コーダの形式。可憐な十代の少女を描いた優雅なワルツ。Bは変ロ長調、Cはニ長調になる。- The Baby smile in the cradle 揺りかごで赤ちゃんが微笑む
孫のLuis Jaime(赤ちゃんなのだろう)に献呈されている。変ホ長調、A-B-A'形式。6/8拍子♩ ♪♩ ♪のリズムの伴奏にのって子守歌のような穏やかな旋律が奏される。Bは変ホ短調に始まり転調していく。- At sunset 日暮れに
ヘ長調、A-B-A形式。音階進行の旋律や対旋律が静かに奏されるのは、日暮れで空の色が徐々に変わっていく様を描いているよう。Bは変ロ長調になる。- The Delaware gang is dropping in デラウェアの奴らがひょっこり来ている
変ロ長調、A-B-A'-C-D-C'-A-B-A'形式。威勢のいい行進曲。Bはヘ長調、Cは変ホ長調、Dは変イ長調になる。作曲年代不明
- Águila, Marcha fox 鷲、マーチフォックス
- Bernal, Intermezzo ベルナール、間奏曲
- Blusas rayadas, Fox-trot 縞模様のブラウス、フォックストロット
- Bolero ボレロ
- Claudia, Pasillo クラウディア、パシージョ
- Danza de los gnomos, Op . 85 小びとの踊り、作品85
1921年に初版。ト短調、A-B-A'-C-D-C'-A-B-A"-コーダの形式。スタッカートの左手単音の伴奏のって、ちょこまかと動くような旋律が奏される。Bは両手トリルや減五属七の和音が悪戯っぽい雰囲気を表している。Cはト長調、Dはロ短調で、小びとが優雅に踊るような光景のよう。- Elegía 哀歌
ホ短調、A-B-B'-A'形式。Aは嘆くような旋律が奏される。BとB'はト長調になるが、幸せだった昔を懐かしむような雰囲気。- Gentil princesita, Fox-blues 上品な小さな王女、フォックスブルース
- Gran marcha jubilar 退職者の行進曲
- Innolvidable infamia, Fox 忘れられない不名誉、フォックス
- Jenny, Fox-blues ジェニー、フォックスブルース
- María del Carmen, Vals マリア・デル・ カルメン、ワルツ
ヘ長調、A-B-A-C-A形式。左手のワルツの伴奏にのって、右手に旋律が奏される単純な作りの曲だが、優雅な旋律・伴奏ともに洗練されている感じのいい曲。Bはイ短調、Cは変ロ長調になる。- Maricuela, Paso doble español マリクエラ、スペインのパソドブレ
- Maxixe マシシェ
- Miniatura ミニアチュール
ト長調、A-B-B形式。アルペジオの伴奏にのって流れるような穏やかな旋律が奏される。Bはホ短調になって左手中声部に旋律が現れるが、最後はト長調に戻って終わる。- Nannie, Pasillo ナニー、パシージョ
- Perdona y olvida, Pasillo 許して、そして忘れて、パシージョ
- Rapsodia indígena, Tema indio enamorado インディヘナ狂詩曲、恋するインディオの主題
- Rayo de sol, Pasillo 日の光、パシージョ
ト短調、A-B-C-D-A-B-C形式。Aの哀愁漂う旋律、Bの跳ねるようなスタッカートの旋律ともパシージョに相応しい雰囲気でいい。Cの最初8小節は三段楽譜になっていて、中声部の旋律は「チェロまたはヴァイオリンで」と記されている。Dは変ロ長調になる。この曲は管弦楽版の楽譜も存在する。- Señorita Centro América, Vals lento ミス中米、ゆっくりしたワルツ
フォンセカの時代から「ミス中米」というコンテストがあったのだろう。彼は《Señorita Centro América, Fox-blues》という別の曲も作っている。変ロ長調、A-B-C-A-B形式。ゆったり落ち着いた感じの曲。Cは変ホ長調になる。- Tango タンゴ
- Tango apache アパッチェのタンゴ
- Vals impromptu, Op. 169 即興的なワルツ、作品169
変イ長調、A-B-A-C-D-C-A-B'-C'-コーダの形式。速いテンポで8分音符の旋律が走り回る曲で、オーギュスト・デュランのワルツ第1番変ホ長調を思わせる華やかな曲。Bは変ホ長調、Cは変ニ長調になる。最後のC'は変イ長調の主調で奏されて(Cが下属調だったのが)調性の解決を示す所はソナタ形式を思わせる。
Julio Fonsecaのピアノ曲楽譜
Editorial de la Universidad de Costa Rica, Escuela de Artes Musicales
- Música para piano de Julio Fonseca
- Miniatura
- Elegía
- Notturnetto
- Paisaje
- Hoja de álbum, Op. 40
- Claudia (pasillo)
- Rayo de sol (pasillo)
- Gaviotas (pasillo)
- Tete (pasillo)
- Los cuenticos de "Cuticos" (vals de salón)
- Vals Virginia
- Vals Impromptu, Op. 169
- Danza de los gnomos
- Estudio. Op . 103 y Nocturno, dos piezas para piano
- Antología de obras para piano de compositores costarricenses (Primera Parte)
- Infanta Beatriz de Caracas
- Señorita C. América, Vals lento
Julio Fonsecaのピアノ曲CD
星の数は、
は是非お薦めのCD、
は興味を持たれた人にはお薦めのCD、
はどうしてもという人にお薦めのCDです。
Piano Latinoamericano vol. 1
Ludiq Records
- Per aspera ad astra (Maj Sönstevold)
- Cuba (Isaac Albeniz)
- Adiós a Cuba (Ignacio Cervantes)
- Danza del tambor (Alejandro García Caturla)
- Estudio de contrastes (Harold Gramatges)
- Nocturno (Julio Fonseca)
- Ojos risueños (Julio Fonseca)
- Tema y variaciones (Carlos Enrique Vargas)
- Fantasía sobre luna liberiana (Vinicio Meza)
- El rayo dormido (Alejandro Cardona)
- Danza del gaucho matrero (Alberto Ginastera)
- Adios Nonino (Astor Piazzolla, arreglo de Scarlett Brebion Kelemen)
- Apparition n.2 (Carlos Micháns)
- Brejeiro (Ernesto Nazareth)
- Choros n.5 (Heitor Villa-Lobos)
- Tango (Marlos Nobre)
このCDに収録されている "Ojos risueños" は元は歌曲で、1928年にコスタリカで催された「第2回ポピュラーソング・コンクール」で一等賞を得た曲。
Confluencia - Música para piano de compositores costarricenses
- 4 Meditaciones: Azul, Destellos de los ojos del Hada, Canto a Nitchke-Ha, El paso del Inca (Carlos Amador)
- Vals leda (Julio Fonseca)
- Sonata para un atardecer (William Porras)
- Preludio nº 1 (Otto Castro)
- Meditación (Pilar Aguilar)
- Infinitamente (Pilar Aguilar)
- K 509 (Luis Diego Herra)
- Preludio en mi menor (Alejandro Monestel)
- Soñando (Alejandro Monestel)
- Hoja de álbum (Alejandro Monestel)
- Preludio y Danza de la pena negra (Benjamín Gutiérrez)
Música costarricense para piano
- Dulces reproches (Alejandro Monestel Zamora)
- Flores (Emmanuel García Conejo)
- Vals Leda (Julio Fonseca Gutiérrez)
- Dulce mentira (Julio Mata Oreamuno)
- Tout en blanc (Julio Fonseca Gutiérrez)
- Vals impromtu (Julio Fonseca Gutiérrez)
- Por amor (José Daniel Zúñiga Zeledón)
- New Orleans Rag (José Castro Carazo)
- Allegro enérgico Op. 6 (Carlos Enrique Vargas Méndez)
- Romanza (Allen Torres Castillo)
- Toccata (Frank Piedrs Vargas)
- Vals Monteverde (Frank Piedra Vargas)
Frank Piedra (pf)
Una milpa y buenos güeyes...
- Vals de medianoche (Pepe Chaverri)
- Barcarola (Alejandro Monestel)
- Morena linda (Saturnino Cubillo)
- Caña dulce (José Daniel Zúñiga)
- La flor del café (Julio Mata)
- El huellón de la carreta (Hector Zúñiga)
- El duelo de la patria (Rafael Chaves Torres)
- Desvaríos sobre La botijuela (Manuel Matarrita)
- Eso es imposible (Ray Tico)
- Leda (Julio Fonseca)
- Rayo de sol (Julio Fonseca)
Manuel Matarrita (pf)
Añoranzas
Katù
- Manuelita (Rafael Chávez-Torres)
- A Costa Rica (José Joaquín Vargas-Calvo)
- El café (Leticia Fonseca)
- Rêverie (Alejandro Monestel)
- Violetas blancas (José Joaquín Vargas-Calvo)
- Minuet (Mercedes O'Leary)
- Valse lento (Dolores Castegnaro)
- Midinettes (Julio Fonseca)
- Añoranza (Carlos Gutiérrez)
- El día de bodas (Rafael Ángel Troyo)
- Ensoñación (Jesús Bonilla)
- Vals encantado (Mariano Herrera)
- Nocturno (Julio Fonseca)
- Bajo la luz de la luna (Carlos Gutiérrez)
- Gloria (Alcides Prado)
- Arrullo (Julio Mata)
- Celajes (José Castro Carazo)
Manuel Matarrita (pf)
2020年の録音。
コスタリカ出身の指揮者・ピアニストのWalter Morales氏は、Julio Fonsecaのピアノ曲の数々を演奏しており、その演奏会の動画はYouTubeで、録音はSoundCloudで聴くことが出来ます。
Julio Fonsecaに関する参考文献
- Bernal Flores. Julio Fonseca : datos sobre su vida y análisis de su obra. Ministerio de Cultura, Juventud y Deportes, Departamento de Publicaciones, San José, Costa Rica 1973.