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Constantino Gaitoについて
コンスタンティノ・ビセンテ・ガイト Constantino Vicente Gaito は1878年8月3日、ブエノスアイレスに生まれた。父Cayetano Gaito (1852-1915) はイタリア移民のヴァイオリニストで、コンスタンティノ・ガイトは父よりヴァイオリンを習い、その後フリアン・アギーレにピアノを師事した。彼は10歳にして、メンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番のソリストを務めたとのことである。やがて政府の奨学金を得てイタリアに留学、ナポリの王立音楽院に学んだ。1900年に帰国してからは、作曲家としてのみならず、指揮者、教育者としても活躍。多くのアルゼンチン作曲家を育てた。フラカッシー音楽院 Conservatorio Fracassi の院長を1936年より亡くなるまで務めた。1945年12月14日、ブエノスアイレスにて死亡。
コンスタンティノ・ガイトはオペラ作曲家といってもいい。彼のオペラには《I Doria》(1905頃)、《Shafras》(1907)、《Caio Petronio》(1914)、《マツユキソウ(待雪草)Fior di neve》(1919)、《オジャンタイ Ollantay》(1926)、《ラサロ Lázaro、作品35》(1927)、《ギターの血 La sangre de las guitarras》(1931) などがある。その他バレー音楽《イルペの花 La flor del Irupé》(1928)、交響詩《オンブー El ombú》(1924)、《弦楽四重奏曲第1番、作品23》(1916)、《弦楽四重奏曲第2番「インカ Incaico」、作品33》(1924)、《ピアノ五重奏曲、作品24》(1924)、《チェロソナタ、作品26》(1918)、歌曲なども作曲した。
コンスタンティノ・ガイトのピアノ曲は下記のリストの通りだが、元々ピアノのために作られた曲は半分以下で、残りは自作の管弦楽曲や、オペラ、バレエからの編曲である。ピアノの書法はまずまずで生気に満ちた作品が多く、またオペラ作品は複雑ながらも親しみやすい和声の曲が多く、アルゼンチンのクラシック音楽では重要なレパートリーに成りうるのではないか、と思っています。
Constantino Gaitoのピアノ曲リストとその解説
- Vals fantástico, Op.16 幻想的ワルツ、作品16
変イ長調、A-A-B-C-A-コーダの形式。速くて華やかで、ちょっとお洒落で、ベルエポック(古き良き時代)を感じさせるいい雰囲気のワルツ。Aは舞うような旋律が奏される。Bは転調が多く幻想的。Cはロ長調になり、優雅な旋律が最初は高音部pで、繰り返しはオクターブffで華麗に奏される。- Suite orchestrale, Op. 17, reducción del autor (1908) 管弦楽的組曲、作品17、作曲者による編曲
- Paesaggio 風景
- Visione 幻
- Corteo funebre 葬儀の行列
- Giorno di festa 祭りの日
- Danza Nº 1, dalle Danze fantastiche, Op.18, reducción del autor (1910) 「幻想的舞曲」より舞曲第1番、作品18、作曲者による編曲
作品18の2曲、作品19の1曲から成る《幻想的舞曲》は元は管弦楽曲と思われるが、おそらく現存するのはピアノ編曲版のみである。ト短調、A-B-A'-B'形式。物語風の2拍子のモチーフが何度も変奏される。- Danza Nº 2, dalle Danze fantastiche, Op.18, reducción del autor (1910) 「幻想的舞曲」より舞曲第2番、作品18、作曲者による編曲
イ短調、A-B-A-コーダの形式。優雅なワルツだが、Aは旋律も和音も謎めいている。Bはニ短調から始まり、左手ワルツの伴奏にのって2拍子の旋律が現れ、頻繁な転調を繰り返す。- Danza Nº 3, dalle Danze fantastiche, Op.19, reducción del autor (1910) 「幻想的舞曲」より舞曲第3番、作品19、作曲者による編曲
ホ長調、A-B-C形式。Aは強いて言えばフォックストロットのリズムで、やや短調にも聴こえるひねくれた雰囲気の旋律が奏される。BはAの旋律がフーガになって変奏される。Cはテンポを速め、8分音符旋律が無窮動で奏される。- Album para la juventud Nº 1, 8 piezas faciles para piano, Op. 21 若者のためのアルバム1巻、ピアノのための8つの易しい作品集、作品21
ガイトは「若者のためのアルバム」と題した小品集を計3巻作曲している。アルゼンチン風味は全く無く、むしろシューマンのピアノ曲集《子どもの情景》を影響を思わせる作品である。この第1巻はバイエル終了辺りの初心者向けであるが、旋律のカンタービレ、左手スタッカート、重音、ポリフォニー、繰り返しでの強弱の変化など、ピアノ教師からしたら「教えどころ満載」で、しかも何よりも音楽として抒情的で美しく、優れたピアノの教本の作品集に私には思えます。
- Canzone カンツォーネ
ト長調、A-A'形式。分散アルペジオの伴奏にのって、優しい旋律が奏される。- Tempo di minuetto メヌエットのテンポで
ハ長調、A-B-A'形式。上品なメヌエットが奏される。Bはト長調で、左手オスティナートにのって、管楽器重奏を思わせる旋律が奏される。- Danza 舞曲
イ短調、A-B-A形式。太鼓を打つような左手スタッカートの伴奏にのって、活気溢れる旋律が奏される。- Movimento di valzer (Movimento di vals) ワルツの楽章
イ長調、A-A-B-A'形式。流れるような伴奏にのって、ちょっと気取った愛らしい旋律が奏される。- Mazurka マズルカ
ハ短調、A-B-A形式。気取った雰囲気のマズルカ。Bは変ホ長調になる。左手伴奏和音の半音階進行がなかなかいい響きだ。- Serenata セレナード
ニ短調、A-A形式。スペイン・アンダルシア風の曲。Allegroで奏される合いの手のような部分と、Andanteで朗々と歌うような部分が交互に現れる。Andanteの右手はポリフォニックでなかなか凝った作りだ。- Barcarola 舟歌
ト短調、A-B-A形式。6/8拍子の舟歌のリズムにのって、二重唱を思わせるような哀愁漂う旋律が重音で奏される。Bは変ロ長調になり、左手・右手にそれぞれ旋律が現れる。- Saltarello サルタレッロ
イ短調、A-B-C-B'-A形式。サルタレッロとはナポリ由来の活発な踊りのこと。タランテラに似た6/8拍子の速く活発な曲。Bはハ長調に、Cはホ長調になる。- Album Nº 2 para la juventud, 5 piezas faciles para piano 若者のためのアルバム2巻、ピアノのための5つの易しい作品集
前掲の第1巻に比べると技巧的にはやや難しく、また大人びた雰囲気の曲集である。
- Preludio 前奏曲
ト長調、A-A-B-A'形式。右手16分音符旋律が疾風のような感じ。Bはホ短調になり、両手分担で奏される高音アルペジオが煌びやか。- Pierrot balla 踊るピエロ
イ短調、A-B-A形式。Aはポルカのリズムの左手伴奏にのって、ピエロの動きを思わせる戯けた、しかし哀愁を感じさせる旋律が奏される。Bはヘ長調になり、ピエロが口上を述べるようなゆったりとした旋律になる。- Vals lento ゆったりとしたワルツ
ハ長調、A-B-A形式。スラーのかかった伸びやかな旋律が優雅に奏される。Bは変ホ長調〜変イ長調〜ト長調と転調していくのが色彩的だ。- Canto de inverno 冬の歌
ト長調、A-B-A-コーダの形式。 Aはハープを思わせる柔らかな6/8拍子のアルペジオにのって、素朴な旋律が重音で奏される。Bは2拍子になり、調性がはっきりしない響きが物語風である。- Preludio 前奏曲
ホ長調、A-A'-A"形式。スラーで繋がった右手重音16分音符が延々と続く曲で、楽譜の指示の♩=100のテンポで上手に弾くのは難しい。- Album para la juventud Nº 3, 6 piezas de mediana dificultad para piano 若者のためのアルバム3巻、ピアノのための6つの中級の作品集
ガイトが1907 年に作曲したオペラ《シャフラス Shafras》の中のいくつかの場面の音楽を元にして作られたピアノ曲集である。そのため管弦楽からの編曲譜のような書法で、前二集の《若者のためのアルバム》のようなピアノ曲らしさに欠けるような気がする。
- Soñando 夢
ホ長調。低音部♪♩ ♪のゆっくりしたオスティナートにのって穏やかな旋律が奏されるが、最初の2小節だけホ長調で、3小節目以降はホ短調の物悲しい雰囲気。- Romanza ロマンス
A-B-B'形式。全曲3連符が静かに流れる曲。Aは強いて言えばホ長調だが、属七の和音が連続して幻想的な雰囲気。Bはホ長調で息の長い旋律が右手オクターブに現れ、B'はイ長調に転調して変奏される。- Idilio 田園詩
ニ長調、A-A'形式。題名通りの穏やかな旋律が奏され、A'ではト長調になって変奏される。- Días tristes 悲しい日々
ニ短調、A-B-A'形式。ゆっくりした4拍子の伴奏にのって切々とした旋律が奏される。Bは左手16分音符アルペジオの伴奏にのって旋律が徐々に激情するように盛り上がる。- Paseo campestre 田舎の散歩
へ長調、A-B-C-A-コーダの形式。Aは散歩にしては勇ましい雰囲気。Bは新しい旋律が変ロ長調〜ニ長調〜ホ短調と転調しつつ繰り返される。CはA同様に勇ましい。- Movimiento de marcha マーチの楽章
ト長調、A-A'-A-コーダの形式。両手オクターブ和音が高らかに奏される凱旋行進曲のような曲。A'は変ホ長調になる。- Caravana, Op.30, Nº 1 キャラバン、作品30-1
強いて言えばハ短調、A-B-A'-コーダの形式。低音ドのオスティナートにのって、半音階混じりの陰うつな旋律が奏される。- Amanecer, Op.30, Nº 2 夜明け、作品30-2
強いて言えばニ短調、A-A-コーダの形式。レ-ラ-レ-ラの空虚五度のアルペジオにのって、謎めいた旋律がオクターブ和音で奏される。- Cortejo, de la opéra "Ollantay", Op. 31, Nº 1 祭儀の行列、オペラ「オジャンタイ」より、作品31-1
ガイトの作曲による、プロローグと3幕から成るオペラ「オジャンタイ」は15世紀中頃のインカ帝国時代(クスコ王国時代)が舞台。「オジャンタイ」の原作はケチュア語の演劇で、現存する最も古い書物は18世紀に書かれたものだが、原作がスペインによる征服の前から存在したのか征服後の創作なのかは不明である。原作はハッピーエンドで終わるが、アルゼンチンの作家ビクトル・メルカンテの脚本によるオペラの筋書きは悲劇に変えられていて、以下にオペラのあらすじを書きました。皇帝パチャクテクの娘がクシ・クイリュル Cusi-Coyllur と命名されて成人式を挙げる頃、彼女は数々の戦績のある若い戦士オジャンタイに恋をしていたが、皇女と平民の結婚は許されていなかった。密会する二人の間には子が出来る。戦いを前にオジャンタイは軍の最高司令官に指名されるが、二人の関係を知ったパチャクテクはオジャンタイを捕らえようとするが彼は逃亡した。クシ・クイリュルは5年の間幽閉され、やっと会うことを許された息子を抱くのも束の間、オジャンタイが彼女を救いに駆けつける。クシ・クイリュルは留まることを選び、オジャンタイは衛兵と格闘の末、ルミ・ニャウイ将軍に棍棒で倒される〜というあらすじである。曲は低音部や高音部に物々しいモチーフが鳴り響き、それに続いて両手オクターブ和音の壮麗な響きとなり、最後は低音オクターブが行進曲のように4分音符を鳴らすのにのって、中音部和音、高音部モチーフと華やかに盛り上がる。- Tres bailecitos criollos (1926) 3つのクリオージョの小さな舞曲
ガイトの民族主義作曲家としての一面を見ることのできる楽しい組曲だ。この組曲は後年、ルイス・ヒアンネオ Luis Gianneo により管弦楽に編曲された。
- Pampeanita パンペアニータ
パンペアニータとはパンペアーノ(アンデス山脈からパンパに吹き下ろす冷たい西風)の示小辞である。曲は変イ長調、A-B-A形式。はじけるような左手のスタッカート伴奏にのってうきうきした旋律が奏される(下記の楽譜)。
Tres bailecitos criollos, No. 1. Pampeanita、1-14小節、Ricordi Americana.より引用- Milonga ミロンガ
ニ短調、A-A-B-B'-A形式。ブエノスアイレスの都会の気取った雰囲気を描写しているような曲。Aは短調と長調が揺れ動く艶かしい響き。Bはハ長調になる。- Zapateado con relaciones リラックスしたサパテアード
サパテアードとはスペイン語の靴(サパートス Zapatos)から由来する、スペイン・アンダルシア地方発祥の踊りで、中南米各国にも広まって踊られている。ト長調、A-B-C-B-A'形式。スタッカート混じりの軽快な曲で、時々現れる「♪♪γ♪♪γ」のアクセントのリズムは足で床を踏み鳴らすのを描いているのだろう(下記の楽譜)。Cは少しテンポを落とし、リラックスした踊りになる。
Tres bailecitos criollos, No. 3. Zapateado con relaciones、1-9小節、Ricordi Americana.より引用- Danza americana アメリカの舞曲
ガイトは自らのオペラやバレエからのいくつかの音楽を集めて6曲から成る管弦楽組曲《アメリカの舞曲》を編んだが、更に同組曲をピアノ独奏版に編曲している。因みにここでの「アメリカ」とは米国一国を指すのではなく南北アメリカ大陸とその周辺の島々の総称のことであり、アルゼンチン、ペルー、米国の舞曲が現れる。
- Tango, de la opéra "Lázaro" (1927) タンゴ、オペラ「ラサロ」より
1幕のオペラ「ラサロ」は現代(1920年代)のアルゼンチンが舞台。主人公のラサロはある日、妻エレナが寝室のナイトテーブルに置き忘れていたアルフレードからの恋文を見つけてしまう。妻の浮気を疑ったラサロは自宅で仮面パーティーを催す。パーティーにはアルフレードも来た。ラサロは妻の浮気の証拠が最初は見つけられないが、やがて喧騒を離れた所で愛を誓い合うエレナとアルフレードを見つける。ラサロは激情し、短剣でエレナを刺そうとするが、アルフレードが止めに入り、エレナは逃げ出す〜というあらすじである。《アメリカの舞曲》の1、2、3番は同オペラのおそらく仮面パーティーの場面の音楽と思われる。この曲はホ長調、A-A'-B-A"-B'形式。Aはキレのよい左手伴奏リズムにのって、右手オクターブに粋な旋律が奏される。Bは嬰ハ短調で始まり、これもスタッカート混じりのシンコペーションの効いた旋律が奏される。- Shimmy, de la opéra "Lázaro" (1927) シミー、オペラ「ラサロ」より
「シミー」とは1920年代に流行した米国発祥の踊りで、両肩を前後交互に素早く揺らす動きがセクシーである。変ロ長調、A-A'-B-B'-B-B'-A-A'形式。この曲のリズムはフォックストロットに近い4拍子の軽快なリズムで、対旋律や伴奏和音が半音階進行で上下するのがコケティッシュである。BとB'はト短調になる。- La Kjaswa, de la opéra "Lázaro" (1927) カシュワ、オペラ「ラサロ」より
「カシュワ」(Cachuaと綴られることも多い)とはペルー・ボリビア・エクアドルに存在する踊りで、起源はインカ帝国時代に遡るとされている。カシュワはケチュア語で輪舞という意味で、現在でもペルーでカシュワは集団で輪になって踊られることが多い。A-B-C-A'-コーダの形式。概ね6/8拍子で、Aは五音音階の高音部旋律に半音階の対旋律が絡んで、謎めいた祭儀のような雰囲気。Bは別の五音音階のモチーフが繰り返される。Cはへ短調になり、♪♪♪♪♩ のリズムはアルゼンチンの民族舞踊サンバ Zamba を思わせる。- Gato y Zamba, del ballet "La flor del Irupé" (1927) ガトとサンバ、バレエ「イルペ(パラグアイオニバス)の花」より
「ガト」と「サンバ」はいずれもアルゼンチンの民族舞踊である。曲は二部構成で、前半のガトはへ長調、前奏-A-B形式。スタッカートの伴奏にのってシンコペーション混じりの軽快な旋律が重音で奏される。8小節の間奏を挟んで、後半のサンバはト短調、A-B-B-A形式。♪♪♪♪♩ のリズムにのって、半音階混じりの陰うつな旋律が奏される。Bは変ホ長調〜ニ長調になる。- Gato correntino, de la opéra "La sangre de las guitarras" (1932) ガト・コレンティーノ、オペラ「ギターの血」より
3幕のオペラ「ギターの血」は1840年のアルゼンチンとウルグアイが舞台。当時のブエノスアイレス州は「連邦派」の州知事フアン・マヌエル・デ・ロサスが支配していた。それに反対する「中央集権派」が反政府活動をしていたが、ロサスは「マソルカ」と呼ばれる私兵団を使って反対派を粛清していた。「マソルカ」の一人である農園主ロカモーラの養女マルガリータは、パジャドール(ギターを持った吟遊詩人)のミランダに恋をしていたが彼は中央集権派であった。第1幕はブエノスアイレスで、ミランダがロカモーラに捕らえられそうになるも逃れる。第2幕ではウルグアイに逃れたミランダがロカモーラの軍に見つかるも、軍のリーダーのラミレス中尉の発案でミランダとロカモーラはパジャーダの歌合戦をすることになり、ミランダが勝利する。第3幕はモンテビデオにて、ミランダは再びブエノスアイレスに赴き反旗を翻す準備をしている所にマルガリータが現れ、二人は想いを打ち明けあい唯一のキスをする。そこにロカモーラが現れ決闘となり、ミランダは短剣で心臓を突き刺される。最後はマルガリータは自ら胸を差し出し短剣で突かれて終わる〜というあらすじである。「ガト・コレンティーノ」はアルゼンチン北東部のコリエンテス州発祥の民族舞踊で、男女ペアで踊られ、リズムは3/4拍子と6/8拍子のポリリズムまたは可変拍子(小節で拍子が変わる)が多い。この曲は楽しい!。ト長調、A-B-A形式。Aは左手スタッカートの伴奏、右手8分音符の旋律が浮き浮きしてくるような雰囲気で、途中でオクターブ和音がffで鳴らされて華やか(下記の楽譜)。Bは変ホ長調で始まり高音部で囁くように奏されるも、ト長調に戻るとやがて踊り手が興に乗ったような右手オクターブ和音の旋律が高らかに奏される。
Gato correntino, de "La sangre de las Guitarras" (Danza americana Nº 5)、1-16小節、Ricordi Americana.より引用- Ollantay, de la opéra "Ollantay" (1926) オジャンタイ、オペラ「オジャンタイ」より
オペラ「オジャンタイ」のあらすじは上記の《祭儀の行列、オペラ「オジャンタイ」より、作品31-1》の解説を参照下さい。A-B形式。Aは属九の和音が連続するのにのって旋律が奏され、神秘的な雰囲気。Bはテンポを速め、戦いの踊りのような感じ。- La reina de la fiesta 祭りの女王
Constantino Gaitoのピアノ曲楽譜
コンスタンティノ・ガイトの楽譜は主にRicordi Americanaから出版されていたが、御多分に漏れず殆どが絶版である。
Ricordi Americana S.A.E.C.
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- Antología de música argentina
- Tango
- Tres bailecitos criollos
- Vals fantástico, Op.16
- Corteo funebre, Op.17, Nº 3
- Giorno di festa, Op.17, Nº 4
- Danza fantastica, Nº 1, Nº 2, Nº 3, Op.18
- Caravana, Op.30, Nº 1
- Amanecer, Op.30, Nº 2
- Cortejo, de "Ollantay", Op. 31, Nº 1
- Album para la juventud Nº 1; 8 piezas faciles para piano
- Album Nº 2 para la juventud; 5 piezas faciles para piano
- Album Nº 3 para la juventud; 6 piezas de mediana dificultad para piano
- Tango (Danza americana Nº 1)
- Shimmy (Danza americana Nº 2)
- La Kjaswa (Danza americana Nº 3)
- Gato y Zamba (Danza americana Nº 4)
- Gato correntino, de "La sangre de las guitarras" (Danza americana Nº 5)
- Ollantay (Danza americana Nº 6)
斜字は絶版と思われる楽譜
Constantino Gaitoのピアノ曲CD・LP
星の数は、
は是非お薦めのCD、
は興味を持たれた人にはお薦めのCD、
はどうしてもという人にお薦めのCDです。
Constantino Gaito: Obras para piano - Vol. I
- Vals fantástico, op. 16
- Suite orquestal, op. 17 (reducción del autor)
- Álbum para la juventud III (reelaboración de la ópera Shafras del autor)
Agustina Herrera (pf)
2024年のリリース。
Constantino Gaito: Obras para piano - Vol. II
- Cortejo de Ollantay, op. 31 Nº 1 (de la ópera Ollantay)
- Ollantay: Danza americana Nº 6 (de la ópera Ollantay)
- Álbum para la juventud I, op. 21
- Danza Fantástica Nº 1, op. 18 (reducción del autor)
- Danza Fantástica Nº 2, op. 18 (reducción del autor)
- Danza Fantástica Nº 3, op. 19 (reducción del autor)
- Álbum para la juventud II
Agustina Herrera (pf)
2024年のリリース。
Constantino Gaito: Obras para piano - Vol. III
- Tres bailecitos criollos
- Caravana, op. 30 Nº 1
- Amanecer, op. 30 Nº 2
- Tango (Danza americana Nº 1, de la ópera Lázaro)
- Gato correntino (Danza americana Nº 5, de la ópera La sangre de las guitarras)
- Gato y zamba (Danza americana Nº 4, del ballet La flor del Irupé)
- Kjaswa (Danza americana Nº 3, de la ópera Lázaro)
- Shimmy (Danza americana Nº 2, de la ópera Lázaro)
Agustina Herrera (pf)
2024年のリリース。上記3つのアルバムは、コンスタンティノ・ガイトのピアノ曲の殆どを録音したもので貴重。丁寧な演奏であるが、個人的には全体的にfやffの盛り上がりに欠ける気がする。
Dora Castro desde Argentina - Nuestro Maestros 1
- Tres bailecitos criollos (C. Gaito)
- Vals Fantástico, op. 16 (C. Gaito)
- Preludio, Album para la juventud No. 2 (C. Gaito)
- Huella (J. Aguirre)
- Gato (J. Aguirre)
- Aires Nacionales Argentinos, op. 17; Triste No. 4, 5 (J. Aguirre)
- Aires Nacionales Argentinos, op. 36; Canción No. 1, 2, 4 (J. Aguirre)
- Aires Criollos, No. 1, 2 (J. Aguirre)
- Intima, op. 2, No. 2 (J. Aguirre)
- Siete imágenes de tango, op. 44, No. 5, 1 (J. Giacobbe)
Dora Castro (pf)
2001年リリースのCDだが、聴いていると音はかなり古そう。
Los Compositores Académicos Argentinos y El Tango (1867-2002)
Argentmúsica
- El negro Schicoba (José María Palazuelos)
- Bartolo (Francisco Hargreaves)
- Pare el Tranguay, Mayoral (Carlos López Buchardo)
- Don Pepe (Ernesto Drangosch)
- Coquito (Carlos López Buchardo)
- Mburucuyá (Enrique M. Casella)
- El Perseguido (Ernesto Drangosch)
- Aire de Tango (Ernesto Drangosch)
- Tenga Mano (Manuel Gómez Carrillo)
- Asistencia (Athos Palma)
- Mas nunca olvidaré (Arnaldo D'Espósito)
- Tango (Constantino Gaito)
- Preludio en forma de tango (Juan Francisco Giacobbe)
- Junto al Paraná (Juan Carlos Paz)
- Tango que le hiciste mal... (Jorge Arandia Navarro)
- Tango (Gilardo Gilardi)
- Encuentro (Salvador Ranieri)
- Tanguango (Juan Carlos Zorzi)
- Tango (Gisela García Gleria)
- Entonces, Tango Nº 1 de "Ayer del Buen Aire" (Irma Urteaga)
- Cristales Rotos (Norma Lado)
- Invención Tanguera Nº 3 (Jorge Pítari)
Estela Telerman (pf)
2002、2003年の録音。
Looking South
Albany Records, TROY837
- Tres Piezas, Op. 6 (Alberto Ginastera)
- Gato (Julian Aguirre)
- El Ceibo (Carlos Guastavino)
- Gato (Carlos Guastavino)
- Sonatina (Luis Gianneo)
- Gato, La mayor (Juan José Ramos)
- Milonga Sureña (No. 5) (Juan José Ramos)
- Tangos a Los Maestros: No. 23 "A Anibal Troilo" (Mario Broeders)
- Tangos (Juan José Castro)
- Gato Correntino (Constantino Gaito)
- Suite de Danzas Criollas, Op. 15 (Alberto Ginastera)
Mirian Conti (pf)
2005年の録音。
Album para la juventud III / Album for the young III
E.A.006
- Sports et Divertissements (Erik Satie)
- Album para la juventud Nro. 1 (Constantino Gaito)
- Album para la juventud Nro. 1 (Witold Lutoslawski)
Aldo Antognazzi (pf)
2009、2010、2011年の録音。
Album para la juventud IV / Album for the young IV
E.A.007
- Album para la Juventud Nro. 2 (Constantino Gaito)
- 3 Sonatas para la Juventud, op.118 (Roberto Schumann)
- Villageoises (Francis Poulenc)
Aldo Antognazzi (pf)
2013年の録音。
América (LP)
Union record, UR 005
- Hojas de otoño (Isidro Maiztegui)
- Milonga (Constantino Gaito)
- Triste Nº 3 (Julián Aguirre)
- Retama, de Tres Sonatinas (Carlos Guastavino)
- Payada, de Impresiones de mi tierra (Ángel Lasala)
- Preludio No. 2 (George Gershwin)
- Intermezzo (Manuel Ponce)
- "Si" y "Tres golpes", de Danzas Cubanas (Ignacio Cervantes)
- Danza Negra (M. Camargo Guarnieri)
- Aire indio Nº 2 (Eduardo Caba)
- Oka, de la Suite de Danzas Incaicas (Alberto Villalba Muñoz)
Lydia Negri (pf)