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Leopoldo Miguézについて
Leopoldo Américo Miguéz(レオポルド・アメリコ・ミゲス)は1850年9月9日、リオ・デ・ジャネイロ州ニテロイに生まれた。彼の父親はスペイン出身の商人で、レオポルドが2歳の時に一家はスペインに戻り、更に7歳の時からはポルトガルのポルトに住んだ。幼い時からヴァイオリンを習っていた彼は、8歳の時には既にコンサートでヴァイオリンを弾いたとのことである。和声やソルフェージュも習っていて、17歳の時の「1867年11月」の日付で作曲されたピアノ曲 "Noturno" が残されている。
1870年頃にレオポルド・ミゲスはブラジルに帰国。当初はCasa Dantasという会社の簿記係として働きつつ、ヴァイオリン奏者として活動した。ミゲスは勤務先の社長の娘Alice Dantasと交際し、ピアノ曲 "Le pressentiment, Op. 1" を作曲して彼女に献呈、1877年にAliceと結婚した。同年にはCasa Dantasを退職し、アルトゥール・ナポレオン(1843-1925、ポルトガル出身の作曲家・ピアニスト)と共に、リオ・デ・ジャネイロで楽器・楽譜店 "Arthur Napoleão & Miguéz" を開いた(1882年にこのコンビは解消された)。また、1880年作曲の管弦楽曲「哀しい行進曲:カモンイスに捧ぐ」は好評を博した。
1882年に作曲した交響曲変ロ長調 (Symphonie em si bemol, Op. 6) はブラジル皇帝ペドロ2世に献呈された。同年9月にはペドロ2世の推薦でミゲスはヨーロッパに渡航し、パリなどに約1年間滞在した。パリでも交響曲変ロ長調の演奏は好評であったとのこと。ブラジル帰国後はヴァイオリニスト・指揮者・作曲家・教育者として活躍した。1886年にはイタリアの巡業歌劇団がブラジルで数ヶ月間公演することになり来伯。この歌劇団の指揮者にミゲスは任命され、サンパウロで22回のオペラ上演の指揮をした。(余談になるが、楽団のコンサートマスターで副指揮者のCarlo Supertiが、イタリア人でもないミゲスが指揮を行うことに嫉妬し、同歌劇団がサンパウロに引き続いてリオ・デ・ジャネイロ公演を行うにあたってミゲスを下ろすよう楽団員を煽動し、そのためミゲスは止む無くリオ・デ・ジャネイロ公演での指揮を辞任した。ところがリオ・デ・ジャネイロでのオペラ「アイーダ」上演初日、Carlo Supertiが指揮台に立った途端、ブラジル人観客の激しいブーイングに晒されてCarlo Supertiは降板。指揮者がいなくなった指揮台に突然向かったのは、楽団のチェロ奏者をしていたまだ19歳のアルトゥーロ・トスカニーニで、トスカニーニはスコアを見もせず暗譜で「アイーダ」全曲を指揮した。これがトスカニーニの指揮者デビューである。)
1889年、ブラジルは皇帝を廃位し共和国になった。この時国歌も新しくするべしとしてコンクールが行なわれることになり、ミゲスはこの国歌コンクールに応募した。コンクールは1890年1月20日、時の大統領デオドーロ・ダ・フォンセカ臨席のもと行われ、36作品の中から1位にレオポルド・ミゲスの曲が選ばれた。しかし結局、新たな国歌は国民の間に馴染まず、フォンセカ大統領自身も「以前の方が良かった」と言っていたらしく、旋律の方は1822年のブラジル独立時から「凱旋マーチ」として歌われている以前からの国歌に落ち着いた。また1890年には、リオ・デ・ジャネイロの国立音楽院は国立音楽学校 (Instituto Nacional de Música) に改名され、ミゲスは初代校長を務めた。ミゲスはドイツのWilhelm Sauer作の壮大なパイプオルガンを購入し、国立音楽学校に備え付けた。また "Elementos de teoria musical" などの教育用の本を執筆した。
1895年にはヨーロッパの音楽院の視察のため再び渡航し、フランス・ドイツ・オーストリア・イタリア・ベルギーを訪問した。
1897年には国立音楽学校でミゲス・チクルス (O Ciclo Miguéz) と題された4回の演奏会が催された。また同年、ミゲスが作曲した2幕のオペラ "Pelo amor!" が初演された。
1902年7月6日、喉頭癌のためミゲスはリオ・デ・ジャネイロで亡くなった。
ミゲスの作品には管弦楽曲が多い。代表作は交響曲変ロ長調 (Symphonie em si bemol, Op. 6) で、この曲は管弦楽に加え、バンダ(離れた位置で演奏するアンサンブル)および合唱付きの大規模な作品で、ブラジル皇帝ペドロ2世臨席で行われた1882年の初演では、総勢250人の出演による演奏だったとのこと。他の管弦楽曲は序曲や行進曲といった数分〜十分程度で終わる短い曲が殆どで、"Marcha nupcial, Op. 2" (1876)、"Marcha elegíaca A Camões, Op. 4" (1880)、"Scène dramatique, Op. 8" (1883)、交響詩 "Parisina, Op. 15" (1888)、交響詩 "Avè libertas!, Op. 18" (1890)、交響詩 "Prometheus, Op. 21" (1891)、"Suite à l'antique, Op. 22 ou 25" (1893) などがある。ヴァイオリン奏者でもあったミゲスは、"Sonata para violino e piano, Op. 14" (1887) などのヴァイオリン曲をいくつか作曲した。オペラは "I Salduni" (1896-8)、"Pelo amor!, Op. 27" (1897) の2作がある。
ミゲスはピアニストではなかったが、下記に紹介した通り、まとまった数のピアノ曲を作曲している。ブラジル風味といったものは殆ど無く、ドイツロマン派風のピアノ曲である。彼の作曲した交響詩やオペラではワーグナーの影響を指摘されることが多いが、ピアノ曲の殆どは小品で、ワーグナーの影響は見られない。ピアノ曲の中でも「夜想曲、作品10」は、当時のブラジル作曲家の作品としては結構艶かしい和音で美しい。また自身の管弦楽曲をピアノ連弾曲に編曲したものが多く、レコードなど録音機器のまだ無かった当時は、ブラジルの上流階級の家では、こういったピアノ連弾ものがよく弾かれてたのであろうと推測します。
Leopoldo Miguézのピアノ曲リストとその解説
1867
- Noturno, Op. 19 夜想曲、作品19
1871-1876?
- Pressentiment (Romance sans paroles), Op. 1 予感(無言歌)、作品1
1876
- Marche nuptiale, Op. 2; reduction pour piano à 4 mains par l'auteur 結婚行進曲、作品2:作曲者によるピアノ連弾用編曲
原曲は管弦楽曲で、ミゲス自身によりピアノ連弾用に編曲された。ハ長調、A-B-C-A'形式。この曲が作曲された翌1877年にミゲスは結婚しており、間近に迫った自らの結婚式を意識して作曲したのだろうか?。王侯貴族の結婚式を思わせるような豪奢な響きの曲である。冒頭は(原曲ではトランペットの)勇ましい合図に引き続き、secondo・primo同時に鳴り響く和音の旋律が豪華な響き。Bでは祝祭的な気分の旋律が初め静かに、段々音量を増して繰り返される。Cはヘ長調になり、朗々と歌うような旋律がsecondo・primoのユニゾンで奏される。最後のA'は一層華やかに和音が鳴り響いて終わる。1880
- Marcha elegíaca "A Camões", Op. 4; reducção para piano a 4 mãos 哀しい行進曲「カモンイスに捧ぐ」、作品4:ピアノ連弾用編曲
1880年、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイス (Luís de Camões, 1524?-1580) の没後三百年を記念し、ブラジルでミゲス、カルロス・ゴメス、アルトゥール・ナポレオンの3人の作曲家がそれぞれ管弦楽曲を作って発表した。ミゲスの作曲した管弦楽曲「カモンイスに捧ぐ」は同年、リオ・デ・ジャネイロの帝国劇場でミゲス自身の指揮で初演され大成功、これにより彼は作曲家および指揮者として一気に有名になった。原曲は管弦楽曲だが、ミゲス自身によりピアノ連弾用に編曲され、ピアノ連弾版は1880年9月にミゲスの妻のAlice MiguézとLuiz Levyの連弾で初演された。変ロ長調、前奏-A-B-A'-C-D-A"形式。カモンイスは軍人として、インドにある植民地ゴアやマカオに派遣された経験があり、バスコ・ダ・ガマのインド到達などの大航海時代におけるポルトガルの栄光を描いた "Os Lusiadas(ルシタニアの人々)" という長編海洋叙事詩が代表作である。派手な前奏に続いて、secondoの勇壮な低音オクターブの行進曲のリズムにのって、primoにAの旋律が朗々と奏される。Bはsecondo・primoに交互に16分音符アルペジオが奏され、波濤をものともせずに進む航海のよう。A'はその16分音符アルペジオの下で中音部にAの旋律が現れ、何ともカッコいい!(下記の楽譜)。Cは変ト長調になり、付点リズムが勇ましい。Dはヘ長調になり、secondo・primoに交互に現れる付点リズムの間で、中音部に新たな旋律が現れる。最後のA"はsecondoが左手オクターブベース+右手3連符和音連打、primoは両手和音で高らかにAの旋律を繰り返し、華やかに終わる。
Marcha elegíaca A Camões! para grande orchestra e banda, reducção para piano a 4 mãos、50〜57 (58)小節、Narciso, Arthur Napoleão & Miguézより引用
primo secondo
primo
secondo
1883
- Scena dramática, Op. 8; reducção para piano a 4 mãos pelo autor 劇的なシーン、作品8:作曲者によるピアノ連弾用編曲
原曲は管弦楽曲で、ミゲス自身によりピアノ連弾用に編曲された。変イ長調、A-B-A'形式。最初のAは牧歌的な旋律がsecondo・primoのユニゾンで奏される。中間部Bはsecondoの3連符の伴奏にのって、primoに2声の抒情的な旋律が現れ、一時ホ長調になったりと劇的に変奏される。再現部A'では、primoが優しく3連符を紡ぐ下で、secondoに冒頭の旋律が奏される。- Noturno, Op. 10 夜想曲、作品10
ミゲスのピアノ曲の中で最も有名な曲で、何とも魅惑的で美しい名曲。嬰ヘ長調、A-B-A'形式。静かな伴奏にのって、夜想曲らしい旋律がしっとりと奏される。I度の和音は長6度または長2度の音が加わり (F#6, F#add2)、V度の和音は属九の和音 (C#9)、sus4の和音 (C#7sus4) などが多用され、当時のブラジル作曲家の作品としてはかなり艶かしい響きである(下記の楽譜)。中間部Bは左手の3連符アルペジオの伴奏にのって、右手にオクターブの旋律が情熱的に奏され、ホ短調〜イ長調などドラマチックに転調する。再現部A'は、冒頭の旋律が左手中音部にチェロのように現れ、やがて右手高音に旋律は引き継がれ、夜の静寂に消えていくように静かに終わる。
Noturno, Op. 10、1~13小節、Editora Arthur Napoleão Ltda.より引用1883-1885?
- Allegro appassionato, Op. 11 アレグロ・アパショナート、作品11
ミゲスのピアノ曲の中で唯一のソナタ形式の作品で、全曲ほぼ16分音符が鳴り続け、ピアノ技法上も華やかな力作である。イ短調、ソナタ形式。劇的な序奏に引き続き、左手アルペジオにのって右手に急き立てられるような第1主題が現れる。アルペジオの経過句を経て、ヘ長調で伸びやかな旋律の第2主題が奏される。展開部は主に序奏のモチーフが変奏されるが、第2主題も断片的に現れる。再現部は序奏〜第1主題〜同主調のイ長調で奏される第2主題と奏され、コーダでは序奏や第1主題が両手オクターブで激しく奏されて終わる。1888
- Parisina para piano a 4 mãos, Op. 15 パリジナ、作品15:ピアノ連弾用編曲
1889
- Hino à Proclamação da República dos Estados Unidos do Brazil; reducção para piano a 4 mãos ブラジル連邦共和国宣言国歌、ピアノ連弾用編曲
1890
- Avè libertas!, Op. 18; 2 pianos アヴェ・リベルタス!、作品18:2台ピアノ用編曲
「リベルタス」とはラテン語で「自由」を意味し、ローマ神話に登場する自由の女神リベルタスを模った「自由の女神像」は米国ニューヨークにあるものが有名であるが、ブラジルで「アヴェ・リベルタス」と言うと、1884年にペルナンブーコ州レシフェで始まった女性活動家達による奴隷解放運動を指す(ブラジルでは1888年に奴隷制が廃止された)。原曲は管弦楽曲で、その楽譜の扉にはフランス語で「アヴェ・リベルタス!、ブラジル連邦共和国宣言一周年を記念した、レオポルド・ミゲスによる大オーケストラのための交響詩、ブラジル共和国を宣言したマヌエル・デオドロ・ダ・フォンセカ元帥を讃えて」と記されており、ブラジルが帝政から共和制になった一周年を祝して1890年に作曲・初演された。またミゲス自身により2台ピアノ用に編曲された。演奏時間は約20分に及び、構成は二部から成り、第一部はソナタ形式で第二部は行進曲となっている。冒頭は、原曲ではホルンで奏される穏やかな第一主題が第2ピアノで奏され、ハープで奏されるアルペジオが第1ピアノで重なる。第二主題は嬰ヘ長調で、爽やかな雰囲気の旋律が現れる。劇的な展開部を経て、再現部は3オクターブユニゾンで高らかに奏されるニ長調の第一主題、ニ長調でやや変形した第二主題が奏される。後半はフォンセカを讃えるかのような勇壮な行進曲が概ねニ長調で奏され、華やかな大団円となって終わる。1890-1892?
- Lembrançãs, Op. 20 回想、作品20
- Noturno 夜想曲
変ト長調、A-B-A'形式。3連8分音符アルペジオの静かな伴奏にのって、息の長いのびやかな旋律が奏される。Bは変ロ短調になり、16分音符の忙しない内声を挟んで、付点の旋律が両手ユニゾンで奏され、度々転調するのが劇的な効果。A'は冒頭の旋律が高音オクターブで、16分音符アルペジオの伴奏にのってppで奏される。- Mazurca マズルカ
ヘ短調、A-A-B-A形式。半音階進行の悩ましい旋律が奏される。Bは変イ長調になり、上下する音階の旋律が気取っていて艶やか。- Scherzetto スケルツェット
嬰ヘ短調、A-B-A'-B'-A"-コーダの形式。ミゲスのピアノ曲の中でも技巧的な作品である。付点混じりの旋律が小悪魔的な雰囲気で、更に左手のオクターブの上で16分音符の連続が激しく上下する。Bは、Aの後半から続く16分音符が左手・右手と交互にに奏され無窮動に続く。A'は旋律が32分音符トレモロで変奏される(リストのピアノ曲「メフィスト・ワルツ」を思わせる)。この曲はミゲス自身によって作られた管弦楽版もあり、"Scherzetto fantástico" という題名である。- Lamento 哀歌
楽譜の冒頭には "A memoria de Alexandre LEVY" と記されている。1892年に27歳で早逝したブラジルの作曲家アレシャンドリ・レヴィを悼んでミゲスはピアノ曲 "Lamento" を作曲した。後にその曲を短縮して、この組曲 "Lembrançãs, Op. 20" に同じ曲名で収載された。嬰ヘ短調。悲しげな旋律が2〜3小節奏されては、ため息をつくようなフェルマータが現れる、の繰り返しの曲。1891
- Prometée, Op. 21; 2 pianos プロメテウス、作品21:2台ピアノ用編曲
1893
- Suite à l'antique, Op. 22 ou 25; reduction pour piano par l'auteur 古風な組曲、作品22または25:作曲者によるピアノ用編曲
- Prelúdio 前奏曲
- Sarabande サラバンド
- Gavotte ガボット
- Air エアー
- Gigue ジーグ
- Rigaudon リゴドン
1894
- Scènes intimes, Op. 24 親密なシーン
- Berceuse 子守歌
ニ長調A-B-A'-B-A'の形式。Aは素朴な旋律の子守歌がppで奏される。Bは音階を上下する旋律が揺りかごの動きのよう。- Chanson d'une jeune fille ある若い娘の歌
イ短調、A-A' 形式。もの悲しい身の上話のような旋律がしっとりと奏され、対旋律など合わせて四声のポリフォニーで書かれている。繰り返しでは、左手伴奏は3連符になる。この曲はミゲス自身により、弦楽オーケストラにも編曲された。- Conte romanesque 空想のお話
変ニ長調、A-B-A'-B'-コーダの形式。ハープを思わせる左手アルペジオの伴奏にのって、微睡むようなモチーフが現れる。Bは嬰ハ短調になり、物語を話すような旋律が奏される。この曲もミゲス自身により、弦楽オーケストラにも編曲された。- Bavardage おしゃべり
変イ長調、A-A-B-B'-A-B-B'-Aの形式。3拍子ワルツの伴奏にのって、2拍子でヘミオラの旋律が8分音符のアルペジオを伴って、おしゃべりのように絶え間なく続く。
1897?
- Prélude en Si b majeur (à l'antique), Op. 25; reduction pour piano à 4 mains par l'auteur 前奏曲変ロ長調(古風に)、作品25:作曲者によるピアノ連弾用編曲
- Faceira (Coquette), Impromptu-valse, Op.28 気取った女(無節操な女)、即興的ワルツ、作品28
ヘ長調、A-B-C-C'-B'-A' 形式。Aは女性らしい艶やかな旋律が上へ下へと舞うように奏される。Bは変ロ短調で、マズルカ風の付点のリズムが気取った雰囲気を醸し出している。Cは変ト長調で、優しく語りかけるようなモチーフが繰り返される。最後のA' では旋律がテンポを増し、8分音符が華やかなコーダで終わる。1899
- Reina paz em varsóvia
- Bluettes, Álbum de jeunesse - 1.ª série, Op. 31 小品集、青少年のためのアルバム第1集、作品31
- Ingênua, Melodia 無邪気に、メロディー
- Pequena marcha militar 小さな軍隊行進曲
- Saltitante 落ち着きなく
- Lamentação da orfãzinha 孤児の女の子の哀歌
- Coro 合唱曲
- Passeio 散歩
- Tetéia, Valsa 愛らしい人、ワルツ
- Carinho 優しく
- Bôa acolhida 素敵な歓迎
- Marcha grave 荘重な行進曲
- Bluettes, Álbum de jeunesse - 2.ª série, Op. 32 小品集、青少年のためのアルバム第2集、作品32
- Ronda infantil 子供の輪舞
- Canção do caçador 猟師の歌
- Canção árabe アラビアの歌
- Legenda 伝説
- Queixume 不平
- Dansa 舞曲
- Estudo 練習曲
- Descanço 気晴らし
- Canção do marujo 水夫の歌
- Prelúdio 前奏曲
1899-
- Serenata, Op. 33 セレナード、作品33
- Morceaux lyriques, Op. 34 抒情的な作品集、作品34
- L'improvisateur, Étude poétique 即興詩人、詩的な練習曲
変ホ長調、A-B-A-コーダの形式。Aは右手にアルペジオのモチーフが優しく奏される。Bは変イ長調になり、テンポを落とし、3連符の伴奏にのって可憐な旋律が流れる。- Saudade, Chanson sans paroles サウダージ、無言歌
イ短調、A-B-A'-B'-コーダの形式。Aは昔語りをするような旋律がしんみりと奏される。Bはイ長調になり、楽しかった思い出を回想するような雰囲気。この曲は後にミゲス自身により弦楽オーケストラ用に編曲され、組曲 "Scenas pitorescas, OP. 37" の第5曲目に入れられた。- Pologne, Mazurka ポーランド、マズルカ
ニ短調、A-A'-B-A'-C-D-C-A-A'-B-A'形式。マズルカのリズムにのって哀愁漂う旋律が奏される。Cはニ長調、Dはロ短調になる。- La mendiante, Romance sans paroles 乞食、無言歌
ホ短調、A-A'-B-B形式。悲しげな旋律の4小節のモチーフが変奏しつつ繰り返される。Bは一時ト長調になる。- Plaisanterie, Humoresque 冗談、ユーモレスク
変ホ長調、A-B-A' 形式。冒頭は、両手交互の16分音符の掛け合いが軽快なスケルツォ風。中間部は変ロ長調で、シューマン風の静かな旋律とアルペジオがゆったりと流れる。- 12 peças características, Obra posthuma 12の特徴的な作品集、遺作
全曲とも、比較的初心者でも弾ける簡単な曲である。4、7、9、12番はミゲス自身により、弦楽オーケストラにも編曲された。
- Carrilhão カリヨン
カリヨンとは演奏用の鐘を備えた鐘楼建築物のことで、「組み鐘」とも訳される。ハ長調。町中にカリヨンの音が響くような8分音符の分散和音の旋律が奏される。- Historieta 小さなお話
ト長調。6/8拍子のリズムで、語りかけるような旋律が流れる。- Travessura いたずら
ニ長調。両手の8分音符が交互に掛け合う、いたずらっぽい曲。- A Avóshinha おばあちゃんへ
イ長調、A-B-A形式。優し語りかけるような旋律の曲。- Manhas e Reproches 気まぐれと叱り
イ短調。ちょっと寂しげなワルツ。- Devaneio 夢想
ニ長調。静かな旋律がコラール風の和音で奏される。- Pierrot ピエロ
イ長調、A-A-B-A-B-A-C-C-A形式。ガボット風の愛嬌ある曲。- * * *(無題)
イ長調。可憐な旋律の曲。- Pezar 悲しみ
嬰ヘ短調。ため息をつくような悲しげな曲。- Cumprimentos 挨拶
ヘ長調。上品な雰囲気の曲。- À tardinha 日暮れ時
ヘ長調。題名通りの、夕暮れの光景を静かに描いたような曲。私個人的には。組曲全12曲の中でも最も詩情ある美しい曲に思います。- Folguedo 遊び
ホ長調。速いテンポのワルツ。仲良く踊るような旋律が、左手右手交互に奏される。組曲の最後を締めくくるに相応しい華やかな曲。
Leopoldo Miguézのピアノ曲楽譜
Fermata do Brasil (antiga Editora Arthur Napoleão Ltda.)
- Noturno, Op. 10
- Noturno, Op. 20, No. 1
- Mazurka, Op. 20, No. 2
- Scherzetto, Op. 20, No. 3
- Lamento, Op. 20, No. 4
- Bluetes, 1.ª série, Op. 31
Narciso, Arthur Napoleão & Miguéz
- Marcha elegíaca "A Camões", Op. 4; reducção para piano a 4 mãos
- Scena dramática, Op. 8; reducção para piano a 4 mãos pelo autor
Casa Arthur Napoleão & Sampaio Araujo & Cia.
- Allegro appassionato, Op. 11 (Obra posthuma)
- Scènes intimes, Op. 24: 1. Berceuse, 2. Chanson d'une jeune fille, 4. Bavardage
- Faceira (Coquette), Impromptu-valse, Op.28
- Serenata, Op. 33
- Morceaux lyriques, Op. 34
J. Riter-Biedermann, Leipzig
- Marche nuptiale, Op. 2; reduction pour piano à 4 mains par l'auteur
- Prélude en Si b majeur (à l'antique), Op. 25; reduction pour piano à 4 mains par l'auteur
- Scènes intimes, Op. 24: 1. Berceuse, 2. Chanson d'une jeune fille, 3. Conte romanesque, 4. Bavardage
斜字は絶版と思われる楽譜
Leopoldo Miguézのピアノ曲CD・LP
星の数は、は是非お薦めのCD、は興味を持たれた人にはお薦めのCD、 はどうしてもという人にお薦めのCDです。
LEOPOLDO MIGUÉZ: Piano Music
Naxos, 9.70199
- Souvenirs, Op. 20
- Scènes intimes, Op. 24
- Faceira (Valse-Impromptu), Op. 28
- Morceaux lyriques, Op. 34
- Nocturne, Op. 10
- Allegro appassionato, Op. 11
Braz Velloso (pf)
2011年の録音。
Panorama da Música Romântica Brasileira para Piano
- Estudo (Leopoldo Miguéz)
- Vicilino (Luiz Levy)
- Hino à Bandeira (Francisco Braga)
- Improviso (Alberto Nepomuceno)
- Amour Passé (Alexandre Levy)
- Humoresque (Leopoldo Miguéz)
- Pourquoi Partir (Luiz Levy)
- Scherzo (Francisco Braga)
- Folha D' Album 1 (Alberto Nepomuceno)
- Allegro Appasionato (Alexandre Levy)
- Bavardages (Leopoldo Miguéz)
- Tango Grotesco (Luiz Levy)
- Corrupio (Francisco Braga)
- Noturno (Alberto Nepomuceno)
- Doute (Alexandre Levy)
- Noturno Op. 20 (Leopoldo Miguéz)
- Pas de Quatre (Luiz Levy)
- Divertimento (Francisco Braga)
- Faceira (Leopoldo Miguéz)
Cláudio de Britto (pf)
O Piano Brasileiro - Século XIX (2枚組CD)
Paulus, 001726
CD 1
- Berceuse, Opus 14 No. 1 (Henrique Oswald)
- Estudo No. 2 (J. Octaviano)
- Choro (Barrozo Netto)
- Corrupio (Francisco Braga)
- Bavardage, Opus 24 No. 4 (Leopold Miguéz)
- Tango Brasileiro (Ernani Braga)
- Allegro Appassionato (Alexandry Levy)
- Prelúdio e Fuga em Ré Menor (Paulino Chaves)
- Thème et Variations, Opus 28 (Alberto Nepomuceno)
CD 2
- Introdução e Fuga Sobre a Palavra Independência (Fúrio Franceshini)
- Bluette (Paulo Florence)
- Mazurca (Carlos Gomes)
- Brutto Sogno (Glauco Velasquez)
- Suíte Antiga, Opus 11 (Prélude, Menuet, Air, Rigaudon) (Alberto Nepomuceno)
- Variações Sobre um Tema Original (Barrozo Netto)
- Tango Burlesco (Luiz Levy)
- Hieroglyfo (Luciano Gallet)
- Tango Brasileiro (Antônio Leal de Sá Pereira)
- Impromptu, Opus 19 (Henrique Oswald)
- Danse Nègre, Opus 19 No. 3 (Sílvio Deolindo Fróes)
- Prelúdio No. 4 (Fructuoso Viana)
Belkiss Carneiro de Mendonça (pf)
1987年の録音。
BRASILIANA: Three Centuries Of Brazilian Music
BIS, BIS-CD-1121
- Paulistana no 4 (Claudio SANTORO)
- Paulistana no 1 (Claudio SANTORO)
- Dança Negra (Mozart Camargo GUARNIERI)
- Ponteio no 49 (Mozart Camargo GUARNIERI)
- Il neige (Henrique OSWALD)
- Valse de Esquina no 1 (Francisco MIGNONE)
- Corrupio (Francisco BRAGA)
- Valsa Lenta no 4 (Luiz LEVY)
- Prelúdio Tropical no 2 (César Guerra PEIXE)
- Prelude in f sharp minor Op32 (Eduardo DUTRA)
- Cenas Infantis (Octavio PINTO)
- from 12 Peças Características (Leopoldo MIGUEZ)
- from Solfejo Lessons (Luiz Álvares PINTO)
- Gaúcho - Tango Brasileiro (Francisca (Chiquinha) GONZAGA)
- Air (from Suite Antiga) (Alberto NEPOMUCENO)
- Fantasia para Pianoforte no 4 (José Mauricio Nunes GARCIA)
- O Polichinello (Heitor VILLA-LOBOS)
- Valsa da Dor (Heitor VILLA-LOBOS)
- Valsa no 7 (Radames GNATTALI)
- Valsa no 3 (Jose SIQUEIRA)
- Apanhei-te, Cavaquinho (Ernesto NAZARETH)
- Coeur blessé (Alexandre LEVY)
- Congada (Danca brasiliera) (Francisco MIGNONE)
- Serenata Espanhola Op1 no2 (Fructuoso VIANNA)
- Odeon - Tango Brasiliero (Ernesto NAZARETH)
- Suite Brasiliera no 2 (Oscar Lorenzo FERNÂNDEZ)
Arnaldo Cohen (pf)
2000年の録音。
Teclas Brasileiras
- Noturno op. 10 (Leopoldo Miguez)
- Retumbante (Ernesto Nazareth)
- Floraux (Ernesto Nazareth)
- Espalhafatoso (Ernesto Nazareth)
- Confidências (Ernesto Nazareth)
- Apanhei-te Cavaquinho (Ernesto Nazareth)
- Melodia (Alberto Nepomuceno)
- Suíte Antiga op. 11 (Alberto Nepomuceno)
- Yolita (Misael Domingues)
- Revelação (Misael Domingues)
- Bellezas do Recife (Misael Domingues)
- Valsa Choro no. 3 (Adelaide Pereira da Silva)
Joel Honorato (pf)
Romance - Obras para piano de compositores brasileiros e portugueses
Paulus, 003522
- Aux pieds d'Omphale, opus 90 nº 1 (dedicado a Vianna da Motta) (Arthur Napoleão)
- Duo d'amour, opus 90 nº 6 (dedicado a Alberto Nepomuceno) (Arthur Napoleão)
- Noturno em sol bemol maior, opus 20 nº 1 (Leopoldo Miguéz)
- Três estudos (Henrique Oswald)
- Allegro Appassionato, opus 14 (Alexandre Levy)
- Prelúdio de Velhas Eras (Claudio Carneyro)
- Noturno em ré bemol maior (Antônio Fragoso)
- Tango brasileiro (Francisco Mignone)
- Valse élégante (Francisco Mignone)
- Canto de Luar (do ciclo "Aquarelas") (Ivo Cruz)
- Cinco prelúdios (Armando José Fernandes)
- Fantasia, opus 171 (Amaral Vieira)
- Romance, opus 159 (Amaral Vieira)
- Retrato de MR, opus 98 - Moderato (Amaral Vieira)
- Retrato de DS, opus 98 - Scherzetto (Amaral Vieira)
- Retrato de MPC, opus 190 - Appassionato (Amaral Vieira)
Marina Brandão (pf)
Piano Music of Brazil
Meridian Records, CDE 84551
- Sonata No. 1 (Francisco Mignone)
- Impressões Seresteiras (Heitor Villa-Lobos)
- Saudades das selvas brasileiras (Heitor Villa-Lobos)
- Hommage à Chopin (Heitor Villa-Lobos)
- Três Estudos em forma de sonatina op. 62 (Oscar Lorenzo Fernandez)
- Nocturno op.10 (Leopoldo Miguéz)
- Tango (Marlos Nobre)
- Prelúdio No.1 Lento Expressivo (Cláudio Santoro)
- Prelúdio No.2 Andante (cantabile) (Cláudio Santoro)
- Prelúdio No.3 Lento Expressivo (Cláudio Santoro)
- Prelúdio No.12 Andante Expressivo (Cláudio Santoro)
- Cartas Celestes, Vol. 1 (Almeida Prado)
Eduardo Monteiro (pf)
2007年のリリース。
Compositores da Escola de Música da UFRJ: Séculos XIX e XX
APMMA003
- Noturno, Op. 20, Nº 1 (Leopoldo Miguéz)
- Valsa-improviso "Faceira", Op. 28 (Leopoldo Miguéz)
- Álbum, Op. 33 (Henrique Oswald)
- Sur la plage
- Idylle
- Pierrot
- Devaneio, Op. 27, Nº 1 (Alberto Nepomuceno)
- Improviso, Op. 27, Nº 2 (Alberto Nepomuceno)
- Quatro peças brasileiras (Francisco Mignone)
- Estrela brilhante (Ronaldo Miranda)
- Sonata para piano (João Guilherme Ripper)
Paula da Matta (pf)
2019年のリリース。
Noturnos Brasileiros
Funarte, ATR 32056
- Noturno (Brasílio Itiberê da Cunha)
- Noturno Op. 6 (Manoel Faulhaber)
- Noturno Op. 6 no. 2 (Henrique Oswald)
- Noturno Op.10 (Leopoldo Miguez)
- Noturno (Alberto Nepomuceno)
- Noturno Op. 3 (Loenzo Fernandez)
- Noturno Op. 25 (Jayme Ovalle)
- Noturno (homenagem a Chopin) (Heitor Villa-Lobos)
Ana Cândida (pf)
1961年録音のLPより復刻CD。
Antologia da Música Erudita Brasileira, Arnaldo Estrela
Festa, IG 1000
- O amor brasileiro (Sigismond Neukomm)
- A sertaneja (Brasílio Itiberê)
- Noturno (Leopoldo Miguéz)
- Il neige (Henrique Oswald)
- Tango Brasileiro (Alexandre Levy)
- Galhofeira (Alberto Nepomuceno)
- Minha terra (Barroso Netto)
- Lenda do caboclo (Villa Lobos)
- Protetor exu (Brasílio Itiberê)
- Dança de negros (Frutuoso Viana)
- Moda (Lorenzo Fernandez)
- Cucumbizinho (Francisco Mignone)
- Valsa No. 7 (Radamés Gnattali)
- Canção sertaneja (Camargo Guarnieri)
- Saci pererê (Luiz Cosme)
Arnaldo Estrela (pf)
Piano Brasileiro
CD 1
- Noturno op. 10 (Lepoldo Miguez) - Honorina Silva (pf)
- Estudos Nº 1, 2, 3 (Henrique Oswald) - Honorina Silva (pf)
- Valse lente (Henrique Oswald) - Giomar Novaes (pf)
- A borboleta azul (Savino de Benedictis) - Antonieta Rudge (pf)
- Noturno (Brasílio Itiberê da Cunha) - Ana Cândida (pf)
- 2ème valse (João Itiberê da Cunha) - Ana Cândida (pf)
- Pensando no samba (João Itiberê da Cunha) -Ana Cândida (pf)
- Rapsódia sertaneja (Luciano Gallet) - Lais de Souza Brasil (pf)
- Tango brasileiro (Alexandre Levy) - Guiomar Novaes (pf)
- Coração que sente (Ernesto Nazareth) - Aloysio de Alencar Pinto (pf)
- Dirce (Ernesto Nazareth) - Aloysio de Alencar Pinto (pf)
- Eponina (Ernesto Nazareth) - Aloysio de Alencar Pinto (pf)
- Iolanda (Ernesto Nazareth) - Aloysio de Alencar Pinto (pf)
- Elétrica (Ernesto Nazareth) - Aloysio de Alencar Pinto (pf)
- Triste modinha (Lorenzo Fernandez) - Maria Romelita (pf)
- Valsa suburbana (Lorenzo Fernandez) - Maria Romelita (pf)
- Valsa Nº 3 (José Siqueira) - Arnaldo Rebello (pf)
- Toada (José Siqueira) - Arnaldo Rebello (pf)
- Duas canções nortistas (José Siqueira) - Arnaldo Rebello (pf)
- 3ª Dança brasileira (José Siqueira) - Arnaldo Rebello (pf)
CD 2
- Jogos pueris (Frutuoso Vianna) - Ana Stella Schic (pf)
- Toada Nº 6 (Frutuoso Vianna) - Fructuoso Vianna (pf)
- Valsa Nº 5 (Frutuoso Vianna) - Julia Monteiro (pf)
- Corta-jaca (Frutuoso Vianna) - Julia Monteiro (pf)
- Ponteios Nº 24, 22, 33 (Camargo Guarnieri) - Camargo Guarnieri (pf)
- Ponteio Nº 4 (Camargo Guarnieri) - Anna Stella Schic (pf)
- Tocata (Camargo Guarnieri) - Julia Monteiro (pf)
- Dança negra (Camargo Guarnieri) - Yara Bernette (pf)
- Prelúdios Nº 1, 4 (Cláudio Santoro) - Anna Stella Schic (pf)
- Paulistana Nº 4 (Cláudio Santoro) - Julia Monteiro (pf)
- Lenda sertaneja Nº 6 (Francisco Mignone) - Francisco Mignone (pf)
- Lenda sertaneja Nº 7 (Francisco Mignone) - Francisco Mignone (pf)
- Lenda sertaneja Nº 8 (Francisco Mignone) - Francisco Mignone (pf)
- Lenda sertaneja Nº 4 (Francisco Mignone) - Francisco Mignone (pf)
- A gaita de um precoce fantasiado (Heitor Villa-Lobos) - Arnaldo Estrella (pf)
- O patorzinho; Garibaldi foi à missa; O pião (Heitor Villa-Lobos) - Arnaldo Estrela (pf)
- As três Marias - Alnitah; Alnilan; Mintika (Heitor Villa-Lobos) - Sonia Maria Strutt (pf)
- Chôros No. 5 "Alma brasileira" (Heitor Villa-Lobos) - Arnaldo Estrela (pf)
- Impressões seresteiras (Heitor Villa-Lobos) - Magda Tagliaferro (pf)
- Festa no sertão (Heitor Villa-Lobos) - Anna Stella Schic (pf)
- Dança do Índio branco (Heitor Villa-Lobos) - Arnaldo Estrela (pf)
Ave, Libertas!, O piano sinfônico de Neukomm, Levy, Miguez e Amaral Vieira
22-C007
- Grande sonata sinfônica para piano a quatro mãos (Amaral Vieira)
- Marche triomphale, dedicada a D. Pedro I (transcrita para piano a quatro mãos pelo compositor) (Sigismund Neukomm)
- Fantasia brilhante opus 2 sobre temas da ópera Il Guarany de Carlos Gomes, para dois pianos (Alexandre Levy)
- Ave, Libertas! opus 18 (Poema sinfônico, transcrito para dois pianos pelo compositor) (Leopoldo Miguéz)
Marina Brandão (pf), Yara Ferraz (pf)
Música Brasileira para Piano a Quatro Mãos
COSM 01
- Marche Nupciale op. 2 (Leopoldo Miguéz)
- Scena Dramatica op. 8 (Leopoldo Miguéz)
- Prélude (a l'antique) op. 25 (Leopoldo Miguéz)
- En mer (poème musical) (Alexandre Levy)
- Depart. Mer Calme
- Le Ciel s'assombrit. Tempète
- Clair de Lune. Idylle Fugitive
- Estrella Chilena op. 73 (Valsa Brilhante) (Arthur Napoleão)
- Ballade Romantique op. 63 (Arthur Napoleão)
- Première Suite D'Orchestre op. 62 (Arthur Napoleão)
- Marche et Cortège
- Thème avec Variations
- Final (Alla Polacca)
Clélia Ognibene (pf), Sylvia Maltese (pf)
1995年の録音。
Piano Luso-Brasileiro a quatro mãos, Repertório do séc. XIX e ínicio do séc. XX
- Hino da Confraternização Luso-Brasileira (Francisco Braga)
- Hino Marcha Portugal-Brasil (Francisco Braga)
- O Dia Paraende (José Domingues Brandão)
- Hino Triunfal à Camões (Carlos Gomes)
- Balada romântica, op.63 (Arthur Napoleão)
- Estrela Chilena, op.73 (Arthur Napoleão)
- Teus lindos olhos, op.47 (Arthur Napoleão)
- Marcha elegíaca à Camões (Leopoldo Miguez)
Duo Maltese - Ida e Sylvia Maltese (pf)
2000年のライブ録音。
O Piano de Norte a Sul (LP)
Sociedade Cultural e Artistica Uirapuru, LPU-1012
- Valsa Amazônica No.1 (Arnaldo Rebello)
- Lundú Amazonense (Arnaldo Rebello)
- Cantilena (Jayme Ovalle)
- Tanguinho (João Nunes)
- Prece (Alberto Nepomuceno)
- Lundu da cobra cega (Baptista Siqueira)
- Festa de chuva (Baptista Siqueira)
- Canção de amor (Julio Braga)
- Canto de adormecer (Aloysio de Castro)
- Confissão (Ormy Toledo)
- Plaisanterie (Leopold Miguéz)
- Crê e espera (Ernesto Nazareth)
- Favorito (Ernesto Nazareth)
- Yara (Anacleto de Madeiros)
- Querida por todos (Joaquim Callado)
- Ali-baba (Henrique Alves de Mesquita)
- 4a. seresta (Carlos de Almeida)
- Homenagem a Sinhô (Fructuoso Vianna)
- Murmúrio (Carlos Gomes)
- Xangó (Brasílio Itiberê)
- Casinha pequenina (Arranjo de J. Octaviano)
- Prenda minha (Ernani Braga)
Arnaldo Rebello (pf)
Antologia de Autores Brasileiros (LP)
RGE, XRLP-100.013
- Noturno (Leopoldo Miguéz)
- Tango brasileiro (Alexandre Levy)
- A sertaneja (Brazílio Itiberê)
- Alma Brasileira (Villa-lobos)
- Jongo (Lorenzo Fernandes)
- Valsa No. 3 (Osvaldo Lacerda)
- Dança negra (Camargo Guarnieri)
- Canto caipira No. 1 (Theodoro Nogueira)
- Suíte infantil (Sérgio de Vasconcellos Corrêa)
- 5 Prelúdios (Souza Lima)
Eny da Rocha (pf)
Leopoldo Miguézに関する参考文献
- Sérgio Nepomuceno Alvim Corrêa. Leopoldo Miguéz - Catálogo de obras. Academia Brasileira de Música 2005.
- Victor Cayres de Mendonça. The piano works of Leopoldo Miguéz (1850-1902). Dissertation, Boston University College of Fine Arts 2014.