Arnaldo Rebelloのページ
Arnaldo Rebelloについて
アーナウドゥ・アロンソ・ヘベーロ Arnaldo Alonso Rebello は1905年６月７日にブラジル北西部、アマゾナス州の州都マナウスに生まれた。子ども時代はまず姉からピアノを習ったとのこと。1924年にリオデジャネイロに出ると、郵便局で働きつつ、映画館や楽器店でのピアノ弾きを行って収入を得た。間もなくリオデジャネイロの国立音楽学校に入学してピアノを学び続けた。1927年に卒業し、翌年のピアノコンクールで金賞を得ると、ブラジル政府の奨学金を得て1930年から1931年までパリに留学し、ロベール・カサドシュに師事した。
ブラジル帰国後はピアニストとして活躍し、特にブラジルの作曲家のピアノ曲の演奏に力を入れた。1937年には、作曲家のロレンゾ・フェルナンデスが前年に創立したブラジル音楽院 Conservatório Brasileiro de Música の教授に就任した。1953年にはリオデジャネイロ連邦大学音楽学部教授に就任。アルトゥール・モレイラ・リマなどのピアニストを育てた。
1984年５月８日にリオデジャネイロにて死去。
彼は主にピアニストとして活躍したが、作曲家としても約60曲の歌曲、約30曲のピアノ曲を作っている。ピアノ曲のうち約20曲が主にブラジルのRicordi brasileira社などから出版されている。彼のピアノ曲はどれも小品で、和声はロマン派止まりで作曲技法も簡単であるが、アマゾナス州出身の彼らしい田舎風の素朴な曲が多く、彼のValsa（ワルツ）一つにしてもナザレやミニョーネのような都会派の音楽とは一線を画しているように思える。親しみやすい旋律やブラジル風味溢れるリズムは聴いても弾いても楽しいです。
Arnaldo Rebelloのピアノ曲リストとその解説
- Chorinho na Canôa (Como uma caixinha de Música) (1956) カヌーの小さなショーロ（小さなオルゴールのように）
変ホ長調、A-A-B-B-A形式。２種類の楽譜が存在し、一つは手稿譜で右手旋律は中音部・左手伴奏は低音部となっているのに対し、Ricordi Brasileira社の出版譜は両手とも２オクターブ高いト音記号で書かれ「小さなオルゴールのように」の副題が付いている。16分音符の軽快な右手旋律の下で左手の伴奏がシンコペーションで奏されるのが面白い響きだ。特に後者の出版譜はオルゴールの響きを思わせるが、こんなシンコペーションしたオルゴールって有りって感じ？。 - Chôro em oitavas (1955) オクターブのショーロ
ニ長調、A-B-A-コーダの形式。左手の旋律が全部重々しいオクターブなのがショーロの軽快なリズムとミスマッチで、それが逆に面白く、何か象か熊あたりがショーロを踊っているみたい？かな。 - Chôro na Amaralina (Bahia) アマラリーナのショーロ（バイーア）
ト短調、A-B-A形式。アルペジオの伴奏にのって哀愁漂う旋律が奏される。 - Cidade de Campos (sobre uma gravura brasileira de J. G. Espinosa) 田舎町（J. G. Espinosaのブラジル版画による）
変ト長調。柔らかな響きの左手アルペジオ伴奏にのって、田舎町の教会の鐘が静かに鳴るような旋律が流れる。中間部は嬰ヘ短調の物悲しい素朴な旋律の部分が挟まれ、再び変ト長調の静かな旋律が繰り返される。最後は２オクターブ離れたユニゾンのみの旋律で、楽譜には「画家の故郷のMúrciaの民謡」と記されている。 - Dança da correnteza 流暢な踊り
ト長調、A-B-A-C-A形式。速いテンポの曲で、Aは16分音符音階が３オクターブ半を駆け上がる。BとCはオクターブの旋律が賑やかだ。 - Desafio (à maneira do Amazonas) デザフィーオ（アマゾンのスタイルで）
デザフィーオとは直訳すると「決闘」とか「挑戦」という意味だが、ブラジル（特にブラジル北東部）ではヘペンチスタと呼ばれる２人の歌手による即興を競う歌合戦のようなものを指すこともある。ニ長調、A-B-A-B-A'形式。シンコペーションで奏される左手の伴奏和音はほぼI度とIV度、V度のみの曲。16分音符の間奏のようなAはヘペンチスタがギターを奏でて相手を挑発するような感じ。Bは勇ましいけどちょっと愛嬌のある旋律が奏される。 - Lundú Amazonense アマゾーナス州のルンドゥ
ルンドゥとは黒人奴隷によってアンゴラあたりから伝えられた踊りと、スペイン、ポルトガルのファンダンゴが混ざり合った歌と踊りである。曲はニ長調、A-A-B-B-A形式。左手の愛嬌あるリズムにのった明るい曲。中間部はト長調で、シンコペーションが効いた伴奏にのって旋律が華やかに奏される。全体的にナザレの曲を思わせる雰囲気。 - Lundú do Titio Jóca (Motivo do folclore amazonese) ジョーカ叔父さんのルンドゥ（アマゾーナス州民謡のモチーフ）
変ホ長調。アーナウドゥ・ヘベーロが子供の頃に、父の吹くクラリネットの民謡の旋律による曲とのこと。I度とV度の繰り返しのみの単純なオスティナートの伴奏にのって、素朴な旋律が奏される。 - A Menininha da Rosa バラの女の子
イ短調、A-A-B-A'形式。女の子を描いたような可憐な曲。 - Ponteio Amazônico N.º 1 (Caboclo imaginando...) アマゾンのポンテイオ第１番（空想のカボクロ）
カボクロとは、ブラジル先住民と白人の混血者とか田舎者を指す意味が一般的だが、多様な意味を持つ言葉である。嬰ニ短調、A-B-C-B-A'の形式。３連８分音符の伴奏にのって、ヘミオラの８分音符重音の旋律が哀愁漂う。Bは右手がシンコペーションを刻む下で、ギターのつま弾きのような左手スタッカート16分音符旋律が奏される。 - Ponteio Amazônico N.º 2 (Tuxaua) アマゾンのポンテイオ第２番（酋長）
ニ短調。両手とも16分音符アルペジオの練習曲みたいな曲。 - Ponteio Amazônico N.º 3 (Visão Gudi) アマゾンのポンテイオ第３番
Visão Gudiの意味ははっきりしませんが、どうも子どもの遊びの一つらしいです。ト短調、A-A'の形式。ちょっとナザレを思わせるシンコペーションのショーロのリズムにのって、ナポリの六度混じりの哀愁ある旋律が奏される。 - Ponteio Amazônico N.º 4 (Tapir) アマゾンのポンテイオ第４番（貘）
ト長調、A-B-A-コーダの形式。のっそりした動きながら戯けた感じの貘を描いたような曲で、特にBの低音で鳴るシンコペーションは野性的。 - Ponteio Amazônico N.º 5 (Curupira) アマゾンのポンテイオ第５番（クルピーラ）
クルピーラとはブラジルの民間伝承で、アマゾンの森に住む妖精のこと。ニ短調、A-B-B-A形式。小さな妖精がすばしっこく走り回るような右手16分音符が愛嬌ある。 - Ponteio Amazônico N.º 6 (Ajuricaba) アマゾンのポンテイオ第６番（アジュリカーバ）
アジュリカーバとは、アマゾナス州に住んでいた先住民族マナオス族の指導者の名前。アジュリカーバは1720年代にポルトガル人侵略者がマナオス族を捕えて奴隷にすることに抵抗し、戦いを指揮したが捕えられ、護送される舟から川に飛び込み自ら命を絶った。現在は奴隷制に抵抗した英雄として知られている。ニ長調、A-B-A-コーダの形式。楽譜にMaestosoと記されている通り、両手オクターブの和音が堂々としたした曲。途中、高音の静かな部分が挟まれる。 - Ponteio Amazônico N.º 7 (Encontro das aguas) アマゾンのポンテイオ第７番（水の合流）
ニ長調、A-B-A-コーダの形式。アルペジオの伴奏にのって、清らかな水の流れのような旋律が奏される。 - Tarumã タルマン
タルマンとは、サンパウロ州南東部にタルマンという町があり、またアーナウドゥ・ヘベーロが生まれたマナウスにもタルマンという地区があるので、そのどちらかかな。変ホ長調。シンコペーションの旋律が賑やかな曲。中間部は変イ長調でアルペジオの和んだ雰囲気。 - Toada Baré (1956) バレー族のトアダ
バレー族とはブラジル北西部のアマゾナス州の最奥部に住む先住民族の名前。この曲は歌曲版とピアノ版がある。ト短調、前奏-A-B-A-後奏の形式。前奏は高音部に小鳥の鳴き声のような寂しげな旋律が奏され、これはアマゾン地方に広く生息すると言われるウイラプルーを模しているのだろう。その後のAとBは悲しげな旋律がしっとりと奏される。合の手に奏される伴奏はギターの音色を思わせる。 - Valsa Amazônica N.º 1 (Evocação de Manáus) (1921) アマゾンのワルツ第１番（マナウスの想い出）
アーナウドゥ・ヘベーロは８曲のValsa Amazônicaを作っている。いずれも親しみやすい旋律の曲で、ギターやアコーディオンに編曲された楽譜も出版されている。第１番はト短調、A-B-A形式。楽譜の冒頭に "Lento bem chorosa" と記されている通り、泣きたくなるような物悲しい旋律がワルツの伴奏にのって奏される。所々で旋律が付点四分音符のシンコペーションになってヘミオラになるのが粋だ。Bはト長調になり、郷愁あふれ美しい。 - Valsa Amazônica N.º 2 (Vitória régia) (1921 ou 1922) アマゾンのワルツ第２番（オオオニバス［大鬼蓮］）
ニ短調、A-B-A形式。えも言われぬ哀愁を花に託して語りかけるような、悩ましい旋律の曲。Bはニ長調で郷愁を誘うような雰囲気。 - Valsa Amazônica N.º 3 (Lucia) (1921) アマゾンのワルツ第３番（ルシア）
Lucia Paivaという女性に献呈された。変イ長調、A-B-B'-A-C-C-A形式。女性を描いたらしい艷やかで優雅なワルツ。Cはヘ短調になる。 - Valsa Amazônica N.º 4 (Coração de ouro) アマゾンのワルツ第４番（金のハート）
ト長調、A-B-B-A-C-C-A形式。中音部のオクターブの旋律が落ち着いた雰囲気。BやCの部分は一転して華やかで踊りだすようなワルツになる。Cはハ長調になる。 - Valsa Amazônica N.º 5 (Leonora) アマゾンのワルツ第５番（レオノーラ）
レオノーラは女性の名前。ト長調、A-B-A形式。オクターブの艶やかな旋律が綿々と奏される。 - Valsa Amazônica N.º 6 (Tarde no Igarapé) アマゾンのワルツ第６番（イガラッペの昼下がり）
イガラッペとは先住民族トゥピ族の言葉で、アマゾンの密林の中の小川のことを指す。変ホ長調、A-B-A形式。郷愁たっぷりのワルツがゆったりと奏される。Bは軽やかに踊るような８分音符の旋律が奏される。 - Valsa Amazônica N.º 7 (Igapós ao luar) アマゾンのワルツ第７番（月明かりのイガポ）
イガポとは浸水林（水に浸かった林）のこと。イ短調、A-B-A-コーダの形式。８曲のValsa Amazônicaの中で唯一の、冒頭から速いテンポの曲。高音部で音階を上下する８分音符が、月明かりの反射が水面に煌めくのを描写しているのだろう。 - Valsa Amazônica N.º 8 (Obrigado Creuza) アマゾンのワルツ第８番（ありがとう、クレウザ）
クレウザはアーナウドゥ・ヘベーロの姉の名前で、幼い頃にヘベーロにピアノを教えたのは姉クレウザであった。ト短調、（ヘベーロ自身の演奏の録音によると）A-B-A-B-A形式。激情しては静かになるような感情の起伏のある曲。Bはト長調になる。 - Valsa de gaúcha ガウチョのワルツ
ハ短調、A-B-A-B-A形式。右手オクターブ和音や左手十度和音などが華やかに鳴り響くワルツ。Bはハ長調になる。 - Valsa de Paquetá パケタ島のワルツ
リオデジャネイロのあるグアナバラ湾に浮かぶパケタ島は、別名「恋人の島」と呼ばれている静かな雰囲気の島らしい。ヘ短調、A-B-A形式。哀愁たっぷりの旋律がしっとりと歌われる。Bはヘ長調になり、踊りだすような雰囲気。 - Valsa de Petrópolis ペトロポリスのワルツ
ペトロポリスはリオデジャネイロ郊外の町の名で、当地はかつてブラジル皇帝の避暑地であった。ホ短調、A-A'-B-B'-A-A'形式。これまた哀愁たっぷりのヴァルサ・ブラジレイラの曲。BとB'はホ長調で、郷愁あふれる雰囲気でいい感じ。 - Velha estampa 古い版画
ト短調。楽譜の冒頭に「絶えず動いて Buliçoso」と記されている通り、両手スタッカートの16分音符がトッカータ風の無窮動な曲。
Arnaldo Rebelloのピアノ曲楽譜
Ricordi Brasileira S.A.
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Edições Musicais Guanabara LTDA.
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Arnaldo Rebelloのピアノ曲CD・DVD・LP
星の数は、
は是非お薦めのCD、は興味を持たれた人にはお薦めのCD、はどうしてもという人にお薦めのCD・DVD・LPです。
Recital (LP)
FJA-004
- Evocação de Manaus (Valsa amazônica n.º 1) (Arnaldo Rebello)
- Vitória régia (Valsa amazônica n.º 2) (Arnaldo Rebello)
- Lucia (Valsa amazônica n.º 3) (Arnaldo Rebello)
- Coração de ouro (Valsa amazônica n.º 4) (Arnaldo Rebello)
- Leonora (Valsa amazônica n.º 5) (Arnaldo Rebello)
- Tarde no Igarapé (Valsa amazônica n.º 6) (Arnaldo Rebello)
- Igapós ao luar (Valsa amazônica n.º 7) (Arnaldo Rebello)
- Valsa de Paquetá (Arnaldo Rebello)
- Valsa de Petrópolis (Arnaldo Rebello)
- Valsa gaúcha (Arnaldo Rebello)
- Casinha pequenina (arr. João Octaviano)
- Tu, doce poema (Babí de Oliveira)
- Choroso e Valsa carioca (da 1.ª série de Ritmos cariocas) (Carlos de Almeida)
- 4ª Seresta (Carlos de Almeida)
- Mexidinho; Cantiga da rua; Feitiço (da 2.ª série de Ritmos cariocas) (Carlos de Almeida)
- Divertimento (Carlos de Almeida)
- Serenata à brasileira (Carlos de Almeida)
- Gostoso (Carlos de Almeida)
Arnaldo Rebello (pf)
おそらく1976年のリリース。アーナウドゥ・ヘベロのピアノ曲の録音は、作曲者自身による演奏の10曲を収めたこのLP〜緩急自在なテンポルバートが何とも見事〜にとどめを刺します。
Grandes Pianistas Brasileiros Volume VI, Arnaldo Rebello
MCD World Music, MC 017
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Arnaldo Rebello (pf)
1964、1973年の録音。
O Piano de Norte a Sul (LP)
Sociedade Cultural e Artistica Uirapuru, LPU-1012
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Arnaldo Rebello (pf)
Piano Brasileiro II + 70 anos de História (2枚組CD)
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CD 1
CD 2
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Miriam Ramos (pf)
Música Brasileira
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Loraine Balen Tatto (pf)
Sudamérica
Piano recital, PR 016
- Lundù Amazonense (Arnaldo Rebello)
- Valsa amazonica n.3 (Arnaldo Rebello)
- A Menininha Da Rosa (Arnaldo Rebello)
- Valsa de Petropolis (Arnaldo Rebello)
- Look To The Sky (Antônio Carlos Brasileiro de Almeida Jobim, elaborazione di C. Ogerman)
- Mojave (Antônio Carlos Brasileiro de Almeida Jobim, elaborazione di C. Ogerman)
- Oasis da “Le rossignol éperdu” (Reynaldo Hahn)
- American prelude nn. 4 (Alberto Evaristo Ginastera)
- American prelude nn. 6 (Alberto Evaristo Ginastera)
- American prelude nn. 8 (Alberto Evaristo Ginastera)
- American prelude nn. 3 (Alberto Evaristo Ginastera)
- Espalhafatoso (Ernesto Nazareth)
- S.V.P. S'il vous plait (Astor Pantaleón Piazzolla, elaborazione di R. Piana)
- Chiquilin de bachin (Astor Pantaleón Piazzolla)
- Michelangelo70 (Astor Pantaleón Piazzolla, elaborazione di R. Piana)
- Papillons Bleus (Valse-Intermezzo) (Justin Clérice)
- Notturno per mano sinistra (Alberto Nepomuceno)
- Minuit à Rio de Janeiro op.36 (Ricardo Ferreira de Carvalho)
- Constante da "Guia Prático" (Heitor Villa-Lobos)
- O Polichinelo da "Prole do bébé" (Heitor Villa-Lobos)
- A lenda do caboclo (Heitor Villa-Lobos)
- Valsa de esquina n.6 (Francisco Paulo Mignone)
- Congada - Dança Brasileira (Francisco Paulo Mignone)
- El gordo triste (Astor Pantaleón Piazzolla)
- Libertango (Astor Pantaleón Piazzolla, elaborazione di R. Piana)
Roberto Piana (pf)
2017年のリリース。
Convite à música (DVD)
Paulinas COMEP, 17092-5
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Eudóxia de Barros (pf)
2006年のライブを収録。
Valsas e Serestas (LP)
Clack, BR 23055
- Carinhoso (Pixinguinha / Arr. Radamés Gnattali)
- Remando (Ernesto Nazareth)
- Valsa original para violão (Mozart Araújo / Transc. Aloysio de Alencar Pinto)
- Valsa N.º 2 (Florzinha Emidyo Távora)
- Valsa lenta (Aloysio de Alencar Pinto)
- Lundu amazonense (Arnaldo Rebello)
- Ao violão (Branca Bilhar)
- Seresta (Aloysio de Alencar Pinto)
- Linda flôr (Henrique Vogeler)
- Valsa amazônica N.º 2 - Vitória régia (Arnaldo Rebello)
- Chuá chuá (Pedro de Sá Pereira)
- Valsinha do Marajó (Waldemar Henrique)
- Festa na cachoeirinha (Francisco Donizetti Gondim)
- Valsa para mão esquerda (Waldemar de Oliveira)
Gerardo Parente (pf)
1981年のリリース。
Arnaldo Rebelloに関する参考文献
- João Gustavo Kienen. Paisagens sonoras Amazônicas na obra de Arnaldo Rebello (Dissertação). Universidade Federal do Amazonas, Instituto de Ciências Humanas e Letras 2014.
