Claudio Santoroのピアノ曲リスト

 サントロはピアノのための前奏曲を計34曲作ったが、出版時にその中から何曲かを選び、元とは異なる番号付けをして出版した。そのため元の「自筆譜による番号」と「出版時の巻・番号」は下記のように異なります。

作曲年 前奏曲集
自筆譜による番号 出版時の巻・番号
1946 第1集 1, Allegro-lento-allegro-lento  
1946-1947 2, Allegro molto (invenção a duas vozes)  
1948 3, Lento (Entoando tristemente)  
4, Dança rústica  
1950 5, Adagio  
1957 第2集 1, "Tes yeux", Lento expressivo 1.º caderno, N.1
2, "Tes yeux", Andante (Cantabile) 1.º caderno, N.2
3, "Tes yeux", Lento  
4, "Tes yeux", Andante (Toada)  
1958 5, "Tes yeux", Lento expressivo (Adieux) 1.º caderno, N.3
6, Lento 1.º caderno, N.4
7, Andante 1.º caderno, N.5
8, Andante (molto apassionato), homenagem a Brahms 1.º caderno, N.6
9, Lento  
1959 10, Lento (dolce terno) 1.º caderno, N.7
11, Adagio molto 2.º caderno, N.14
12, Andante con moto 2.º caderno, N.15
1960 13, Moderato 1.º caderno, N.8
14, Lento 1.º caderno, N.9
1963 15, Lento 2.º caderno, N.16
16, Andante 2.º caderno, N.13
17, Lento  
18, Lento 2.º caderno, N.17
19, Allegro grotesco barbaro 2.º caderno, N.18
20, Andante (Berceuse) 1.º caderno, N.11
21, Andante expressivo 1.º caderno, N.12
22, Andante 2.º caderno, N.19
23, Allegro moderato 2.º caderno, N.20
24, Lento 2.º caderno, N.21
25, Lento molto expressivo 1.º caderno, N.10
1983 26, Lento  
1984 27, Andante  
28, Moderato  
1989 29, Lento suave intimista  

1942

1943

1945

1946

1946-1947

1947

1948

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1951

1952-3

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1970

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作曲年代不詳

 

Claudio Santoroのピアノ曲の解説

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1943

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1946

1946-1947

1947

1948

1950

1951

1952-3

1953

1955

1957

サントーロの前奏曲集について
 サントーロは第1集5曲、第2集29曲、計34曲のピアノのための前奏曲を生涯に作曲している。サントーロの作風は、1)1939~1947年の12音技法の時期、2)1947~1950年の過渡期、3)1951~1960年の民族主義的な時期、4)1960年以降のセリー音楽などの時期、の4つに分類されるが、この4つの時期全てに亘って前奏曲を作っているので、前奏曲の作風の変化が即ちサントーロの作風の変遷となっていて興味深い。サントーロは生前に、第2集29曲の中から一部の曲を選び、第1巻12曲、第2巻9曲として前奏曲集を出版した。その際、作曲順に付けていたオリジナルの自筆譜の番号とは異なった、新たな順番での番号付けで出版をしている。オリジナルの(自筆譜の)番号と、出版譜の番号の対照表はこのページの冒頭を参照下さい。(当ページの作品リストでは出版譜の番号は桃色で示してあります。)第1巻12曲は比較的調性感のある分かり易い曲を収録していて、七度や九度の和音を多用した静かに語りかけるような曲が多く、(12音技法は用いず)印象主義やジャズの影響を感じさせる和声で、夜にカクテルでも飲みながら静かに聴きたいかな~といった感じのお洒落な曲集です(実際、これらの原曲をジャズ風にアレンジした録音も出ている)。サントーロ入門としてお薦めです。一方、第2巻9曲では、長七度や短九度といった鋭い不協和音がぶつかる、聴いていて心安まらない(?)現代音楽らしい作品です。12音技法の使用も復活し始めている。

1958

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作曲年代不詳

 

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