Mozart Camargo Guarnieriのページ

 私がカマルゴ・グァルニエリのピアノ曲で初めて知ったのは《カンサォン・セルタネージャ(奥地の歌)Canção sertaneja》で、ブラジルの密林の、けだるい午後の微睡みを連想する甘美な曲でした。そこでこの作曲家の作品を詳しく調べると、あとは現代作曲家らしい難しい曲が多いのですが、ピアノ曲を通して聴こえてくるのは、やはりモワッとした生暖かいブラジルの風だな~、と思っています。ブラジルのピアノ音楽にのめり込んだ方には、是非お薦めの作曲家です。